「前半はシンデレラストーリー、後半は……」哀愁しんでれら tochi59さんの映画レビュー(感想・評価)
前半はシンデレラストーリー、後半は……
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どん底にいた女性が、白馬の王子様ならぬベンツのお医者様に出会って、
結婚する。子連れだったが、夫はやさしく、娘もいい子でとてもなついてくれる。
というまさに現代のシンデレラストーリーが前半。
コミカルな描写もあり、ほのぼのとした雰囲気で展開していきます。
ところが、後半になると、一転。
子どもにも、夫にも問題があることがわかり、「哀愁」が漂いはじめます。
その「哀愁」は、どんどん膨らみはじめ、哀愁どころか、猟奇的な結末へと進んでいく。
そんな驚きの展開を見せる映画。おもしろいとは思うんですが、
好きか嫌いかと聞かれれば、嫌いですね。結末がね、それはないと思うw
映画の中で、「子供の将来は、その母の努力によって定まる」という
ナポレオンの名言が出てきますが、違和感を覚えました。父の存在だって大きいでしょう。
この言葉、今の時代には合わないんじゃないかな。
連れ子のウソにまみれた言動、医師の性格、そして主人公の人格が崩れていくこと、
それぞれの母が関係ある、とでも言いたいのでしょうか?
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