「80年代に観たら衝撃を受けたかも」アングスト 不安 kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
80年代に観たら衝撃を受けたかも
オーストリアで実際に起こった一家惨殺事件を1983年に映画化したものを日本初上映。37年前に作られたものであるということかポイント。
シリアルキラーの話はかなり映像化されているので、今観ると怖さやおぞましさを感じるわけでなく、目を背けたくなるような殺害シーンにもなってない。そりゃそうだ。
少し変わっているのが殺人者側の視点で語られるところ。計画を立てたとか絶対に捕まらないといいつつ、いきあたりばったりで緻密さのかけらもない殺しのシーンに苦笑してしまった。
唯一おっ!と思ったのがカメラアングル。冒頭から主人公の周りを撮影してるかのようなカメラワークだったり、ドローンがない時代にどう撮影したんだろ?と思うような俯瞰のアングルだったり。そんなのが印象に残るような映画だった。
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