オールド・ガードのレビュー・感想・評価
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「紅一点」なんて言葉を叩き潰すセロンのアクション新時代
シャーリーズ・セロンが、完全にアクションモードに入っている。もちろんアクション一辺倒ではないが、自らのプロダクションで『アトミック・ブロンド』を成功させ、続編企画も進行中。そして新たにシリーズ化を目論んでいるのがグラフィックノベルを映画化した本作だ。
セロンが演じるのは、不死の力を持つ傭兵集団のリーダーで、不死の力を狙う巨大製薬会社の陰謀に巻き込まれるという王道のSFストーリーだが、映画のテイストはむしろリアル嗜好のミリタリーアクションで、浮ついた荒唐無稽さは感じない。
そしてセロンは、完全に「女性が本格アクションを披露すること」を特別視しないように心がけている。他の仲間が男性ばかりであることから(途中から女性の新メンバーも加わるが)「紅一点」なんて表現しようものならぶっ飛ばされるに違いない。それくらい、アクションのハードルを上げつつも、「女性もやってのけて当たり前」な時代を作ろうとしてるのがわかる。今後いくらでも展開させられそうな話だけに、ぜひ続編もお願いしたい。
写真撮られすぎw
シャーリーズ・セロンによるシャーリーズ・セロンのための映画。
ワイルドスピード、マッドマックス、アトミックブロンドなど最近は強い女性ばかり演じるが、あえてそういったイメージ作っているかのよう。
不死身というテーマも宗教的で哲学的だが、そこは深掘りせずアクションと友情に徹した見せ方が割り切っていて良かった。
古い新聞記事や記録写真にたくさん写ってるのはさすがに無防備すぎ。
セロン姉さんめちゃくちゃかっこよかった😂✨ あの髪型似合うのはマジ...
セロン姉さんめちゃくちゃかっこよかった😂✨
あの髪型似合うのはマジで才能
アクション一辺倒じゃなくて不死の辛さも描かれてて、不死の人たちも立場によって色んな苦しみを抱えているんだなと思いました。
続きあるなら観たいな!
スタイリッシュなアクション&不死者の葛藤
やはり、というか、グラフィックノベルの映画化なんだな。
シャーリーズ・セロンのアクションの美しさはさすが。
(スタントウーマンがやってる部分も多いだろうが。)
手足が長いから格闘がキマるんだよね。
あとは、
シャーリーズ・セロンのキズが治らない→本作のラストで死んで、斧を女の子に託して終わるのかと思った。
(キャプテンアメリカの盾みたいに)
でも「生きてるじゃん」ってツッコんだのは私だけでないはず。
あとは、同じくラストで、4人のサンプルを採ったラボを爆破して証拠を消すのかと思いきや、それもせず。
続編で活きてくるのかな?
いつ公開か分からんけど、楽しみに待とう。
強いんだけど、簡単につかまってしまうし、殺されてしまう。数世紀を...
強いんだけど、簡単につかまってしまうし、殺されてしまう。数世紀を生き、世界の危機を救ってきたにもかかわらず、そうした活躍を華々しく見せるのではなく、製薬会社に不老不死の秘密を探るためのモルモットとして捕まってしまう。しかも、製薬会社は強靭な軍隊組織を持っているから不思議だ。不老不死軍団対製薬会社の私兵団との訳がわかんない戦いという構図になっていく。
撃たれ、傷つき、痛みに悶えながら一度は死んでいくところが痛々しくていけない。何世紀にもわたって生き抜いてきたという大風呂敷の割に話がこじんまりしていないか。
斬新・キレッキレ・だけど。
「死なない」主人公達の設定が、斬新。
アクションも、ぐうの音も出ないキレッキレ。
だけど、敵(相手)はさほど強くないし。
そもそも「不死」だけど時が来たら死ぬって、どっち?。
死ぬ死ぬなんちゃって、もあったしなあ。
そしてラスト、はあ???。でしたが。
続編があるのね、そうじゃないとねえ。
昔から生きていて歴史の重要な局面に関わって戦ってきた、という、どこ...
昔から生きていて歴史の重要な局面に関わって戦ってきた、という、どこかで聞いたことのあるこの設定はガルガドットの「ワンダーウーマン」と全く同じで似たようなシーンもよく出てくるし、たぶん向こうが先でそれをパクったんだろう。でもこの作品の方が複数でやっていて新入までいるので、ワンダーウーマンよりもワイワイしていて楽しい。最後のシーンからして、次回作作る気満々なんでしょ。楽しみにしてます。
不死のHERO
面白かった。
なんの予備知識もないまま、本編に突入。
いきなり主人公達が死ぬ。
タイムリープかなと思いきや、突発性の不治の病に冒された人達の話だった。
どうやらアメコミ原作なのだが、案外地味に話は進む。いつまでも歳をとらないわけだから、極力目立たず痕跡を残さない様に生きていたようだ。
どの段階で自らの正義に目覚めたのかは分からないのだが、彼女たちは偶然にと世界を救っていく。
何百年と生きてきた故の縁故である。
なんか命は繋がってるんだなとの感傷に浸る。
何気ない自分の行動が、後の世に活きていくような…そんな輪廻とは違う波紋みたいなものがあった。
アクションシーンが結構いい。
基本的に銃撃戦ではあるのだが、不死の体を持つが故に至近距離での銃撃戦が可能で、それ故のアクションの構成が楽しかった。
リロードの描写にそそられるw
また、シャーリーズ・セロンが美しく儚い。
アクションもキレる。
不死故に、ほぼ全ての欲が無いのだろうなと想像できてしまう。素晴らしかった。
不死という運命を受け止め、その業に意味を見出そうとする主人公達。どうやら非合法ない傭兵のようであり、同じ依頼主からの依頼は受けないとかのルールにも得心がいくし、それを破ったが為に窮地に立たされていく展開なども好感触。
どうやら2もあるらしく…続編が楽しみでもある。
ただ、ニッキーの名前を知ってたのはなぜなのだろう?彼女が鉄の棺に閉じ込められ海底に沈められた500年前に仲間だったような印象はない。
Netflixでの鑑賞だけど、続編もやってくんないかなあー
不老不死も辛いよ…
良いことばかりでない。愛する人を看取らなければならない辛さ。子供からも恨まれ、憎まれ、理解されない苦悩がある。不老不死だからと言って無敵のスーパーヒーローではなく、怪我をすれば、痛みをともない、いつかは死んでしまう。チームの中にロマンスがあり、しかもゲイカップル。今の時代を感じされる演出や、先に上げたヒーロー達が抱える悩みが単なるヒーローアクション物にエッセンスを加えている。シャーリーズ・セロンはスタイリッシュだし、マティアス・スーナールツも良かった。キウェテル・イジョフォーは若干中途半端だった。続編も有りそうだし、死んでしまうと思った、傷が再生しないシャーリーズの今後が気になる。
惜しい
ですね!
普通にありそうな設定を
真面目に作ったら
こうなったみたいな、、
面白いんですけど
もっと、設定やストーリーを変えたら
面白くなるんじゃないかって
途中から思って、、アラ捜し始めて
色々気になってしまって
この評価
限りなく4に近いです
次回作待ってます!
そこはかとなく感じる惜しさ。
Netflixオリジナルの、不死になった者たちが歴史の影で人々を密かに救ってる系アクション映画。
みんな大好き中二設定なんだけど、そこにリアルさを裏付けする大人がいないせいで、中学二年生向けの作品に留まってしまっているのが惜しい~。
まぁそれでも観ちゃうんですけど。
シャーリーズワールド全開!
アトミック・ブロンドで見せた格闘アクション全開の
シャーリーズがファンタジーを絡めてよりパワーアップして降臨する今作。
もう細かいことは何も言うまい!
ジャッキー・チェンからトム・クルーズを経てシャーリーズ・セロンへ系譜されるエクストリームアクションの歴史。
今後への期待値も高くなるというもんだ!
ラストを観る限り、これは明らかに続編ありきの構図にぬっているのだが、果たして…‼️
【次回作品への期待もこめて】
2020年のデータで、売上世界一の製薬企業はスイスのロシュで、2位は同じくスイスのノバルティス、そして、3位がアメリカのメルクだ。
「メリック」って安易な命名ですよね笑
ちなみに、日本勢は、武田が10位。新型コロナウイルス・ワクチンで一段と知られるようになったファイザーは8位でした。
(以下ネタバレ)
まあ、「オールド」でも、製薬企業は、怪しい研究をしているって、それも「老い」だったりする設定は、人にとっては究極の問題なんだと想像する。
エジプトの王が生まれ変わることに重きを置いたのに対して、歴史上、不老不死に一番取り組んだのは、秦の始皇帝で、思いの外、長生きしなかったってのは歴史の皮肉のように思う。
為政者が、長生きしたいと思うのは、権力欲からだと思うけど、為政者であり続けることが、長生きとは必ずしもイコールじゃないんだからと考えてしまうのは、僕だけなのだろうか。
さて、この作品、長期間、不老不死でも、どうしたタイミングか、死が訪れるというのは、これまでになかった設定かなと思う。
人類も誕生や死を繰り返して進化したのだから、理由は不明だが、突然、そんな身体になって、いつかは死が訪れるってのも、巷でありがちな面倒くさい突っ込みがなくて良いように感じる。
進化は享受した上で、一時的に不老不死の身体を獲得する。まあ、それは、正確には不老不死とは呼べないのだけれども。
そして、いつか、傷が治らなくなり息絶える。
結局は、使命を感じながらも、実は孤独な存在で、死の恐怖と戦わなくてはならない。
だから、100年間交流なしってのは、本当に罰だなと思う。
孤独ってのは、家族や仲間が死んで感じることもあるだろうし、会えないってのも同様だなと思う。
首を切り落とされても生きられるのかとか気になるけど、まあ、それは面倒くさい突っ込みってことで......。
アンディの友は、鉄の棺桶に入れられて、海に沈められたんだと思うけど、鉄は簡単に腐食するから、とっくの昔に脱出出来ているはず。
それで、数百年会いに来ないってのも理由があるんだよね。
エンディングの、「ああっ!?」ってところで、続きになるけど、僕は結構面白いと思ったので、是非、次回も制作してほしいと思いました。
そして、今回は、この人たちが集い、悪辣な製薬企業と対峙するって設定だったけど、次回は具体的な社会や世界の危機と対峙するような物語を所望します。
戦闘シーンの描写、チトやり過ぎでは…
シャーリーズ・セロンのアクション映画、戦闘シーンにこれ程のキレがあるとは驚いた。
あと原作ありきなんだろうけど、あの大立ち回りを見ると、過去の活躍とか世界を救ってきた描写がなんだか微妙に感じるかなぁ…
映画館で見たかった。
個人的にファンタジーやSFに飛んでいかない、リアル思考な超能力設定が好きなので、リアルめな不死身はどハマりだったのかもしれないです。
言わずもがな、シャーリーズ・セロンは強くて綺麗ですし、シスターフッドと言うか分かりませんが、ナイルとの師弟関係も素敵でした。
またまた個人的な趣向ですが、ジョーとニッキーの関係も、とても刺さりました。
もし映画館で見れていたら、1番最後のショットとイントロの融合がかっこよすぎて、泣いていたと思います。今まで見たアクションで1番好きかも知れません。映画館で見たかった〜😢
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