神在月のこどものレビュー・感想・評価
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Daydream
評判が芳しくない、劇場の人入りの少なさ、かなり不安多めでしたがそこそこ楽しめました。
正直、中盤までは微妙な作品でした。まずキャラクターの感情表現が乏しいので楽しめず、キャラデザもあまり好きではないものでした。そんな乏しさなのに、主人公カンナの感情の起伏が激しく、ずーっと傍観しているような気分でした。
ただ、終盤に新たに目指すものに気づいたカンナが走り出すシーンは中々に良かったです。走り出すシーンに音楽はやっぱり似合うなぁ。miwaさんの楽曲は全て素晴らしかったです。
子供向けすぎるかなとは思いましたが、アニメらしいアニメを観れた気がするので、その面で言えば楽しめた作品でした。
鑑賞日 10/9
鑑賞時間 16:30〜18:15
座席 G-7
神無月の鑑賞でしたが、どうやら縁も結べませんでした
せっかくアニメの世界観に浸ろうと思って見ているのに、作り手のほうからわざわざ現実的な感覚に引き戻すような無理筋な展開なので白けてしまいます。
弥生さんを無理やりにでも安静させなかったお父さんの方こそ後悔と自責の念で精神的にダメになってるのが普通だし、それ以前に、外に連れ出すことを良しとしていた父の判断のことを考えれば、カンナが自分を責めるのは筋が違うわけで、むしろカンナは母を失った悲しみを父への憎しみでバランスを保つという親子関係の崩壊と修復こそがテーマに思えてきます。
例えば、自分の過ちを後悔するだけでなくカンナにも不必要な精神的重荷を背負わせてしまった父、その父を憎むことで母の死を乗り越えようとするいびつさに支配されてしまった娘。
私にはまったく違う物語が浮かんでしまい、カンナには、母から受け継いだ素質を認識することで、『天気の子』の陽菜のような責任感と個人的な生活との間に生じる葛藤で、悩み成長して欲しかった、なんでことまで思ってしまいました。
まだ小学生の子どもにそこまでは無理でしょう、と分かってはいるのですが。
さんざんなことばかり書いてしまいましたが、ざっと10人以上はいたと思われる子どもたちは、飽きたり泣いたりしてる様子はなかったので、お子さまやお孫さんと見に行くのには、特に不都合がないレベルなのかもしれません。
古き良きアニメ映画
子供の頃に見て「そう言えば前に見たあのアニメ映画って何て名前だっけ?」と大人になって探しそうな、正に古き良きと言ったアニメ映画でした!元々、妖怪や八百万の神々と言った日本の神秘的な部分が大好きでこの映画を見ました。そしたら自分の好きな部分が盛り沢山でとても感動しました!そして、古き良きとは言いましたが現代の問題にも触れており、大人でも共感出来るアニメ映画となっています。
人と人の繋がりを見つめ直す感動的な映画
コロナ禍も手伝い、off-lineからon-lineに人と人の繋がりが希薄になろうとしてる昨今ですが、主人公カンナちゃんが、母親との想いを目標に出雲まで走り抜ける過程の中で、同行するシロちゃんや夜叉くん、そしてその道中、各所で出会う神々との出会いやご縁は、日本の原風景とマッチした描写と日本のご縁文化が織りなす場面が、勇気と涙と幸福感を感じさせてくれる感動作だと思います。
シンプルな事ほど大切で忘れがち
試写会で見ました。アニメ映画でいうとなんとなく地味な印象もあるかもしれませんが、日本という国本来の美しさを弄ることなくそのままを描いた感じがリアルで海外にも伝えやすい(アニメ好きではない人にも)作品だと思います。ストーリーに粗さは若干あるものの、印象的な台詞が所々にあったり、シンプルだけど、ハッとさせられるシーンありで、とても心に刺さりました。シンプルだからこそ子供から大人まで見れるダイレクトに伝わる素敵な映画だと思うので、何度でも見たいと思いました。DVDが出たらお家でも家族で見ようと思います。
イマイチ乗れない
走ることが大好きだった少女カンナは、母を亡くしてから走ることに興味をもてなくなった。ある日、ウサギのシロが現れ、人々と神々の境界を越える旅へと彼女を誘った。目指すのは、全国から神々が姿を消す神無月(10月)に神々を迎える神在月の出雲。鬼の少年・夜叉に邪魔されながらも、走り続けるカンナだったが・・・という話。
なんか、カンナが走ることと神々が集まることの繋がりがイマイチで、ストーリーに乗れない。
それと、走る、という事がジョギング程度にしか見えず、何を訴えてるのかもイマイチ伝わらない。そして、なぜか意味もなくよく転ぶ。
よって、全体がボケた感じでした。
蒔田彩珠の声は悪くなかった。
親子の方、人生に迷う方等に是非
映画制作が決まってからずっと楽しみにしており、ようやく公開され劇場で鑑賞しました。
結論から言うと少し何か物足りなさがありつつも内容は『とにかく前に走り出す!』、『好きなことはやめるべきでは無い!』、『身の周りの方との付き合いを大切にする』ということは非常に忘れがちだけどとても大切なことなんだと思い出させていただきました。(4.5にしましたが、その理由は感動出来る内容をもう少しあった方が良かったのかも知れません
そして、なんと言ってもmiwaさんの曲が要所要所でささるささるでより作品を楽しむことが出来ました。 10月は神無月(神在月)なので、作品を見る予定の方は是非10月中をおすすめします。
だからご馳走に「走る」って入ってるんですね
神無月、神有月の話は知っていましたが、ご馳走の語源が、走り回って集める食べ物だからとは知りませんでした。(史記が語源なので韋駄天が出雲に走るのが語源というのはこの作品のオリジナルっぽいですが)
ライバルキャラや試練などもあり、ロードムービーとして前半は面白かったのですが、終盤のグダグダで睡魔が・・・。後主演の声が小学生にはどうしても聞こえず、それが気になってしまいました。終盤もうちょっと泣ける演出入れてくれれば良かったです。
神谷明、茶風林、高木渉が出ていたので後高山みなみがいればコナンできるなと思いました(笑)
全体的にイマイチ
素直な感想は、イマイチ。
ラストは盛り上がっている感はあるのですが、イマイチ。
テーマは悪くないと思うのですが・・イマイチ。
母と子の繋がりも、しっかりと描かれていたのですが、イマイチ。
要は、全体的に今ひとつの出来だと感じました。
個人的には、キャラデが好きになれなかったのが最大の要因かな。
それにキャラの表情も、ぎこちない感じがしました。
特に母の事を思い出すシーンでは、大泣きしているに、笑っているようにしか見えませんでした。
こんな感じです (^o^) 。
コロナ明け後、出雲方面に旅行に行こうと計画していたのですが、ちょっと気力が無くなりました。
面白くない
見たい映画が無かったが、CMで名前だけを知っていたので「神在月のこども」を鑑賞。
個人的に脚本もキャラの性格も嫌いな映画でした。主人公が自分の意志を二転三転させるところが1番イライラさせます。少しずつ前向きになっていくなら気になりませんが前に言っていた事と真逆の事を言ったり、他人のせいにしたりして本当にイライラさせます。
時間もお金も無駄になるので観にいかない事をオススメします。
期待以上
声優の豪華さとオリジナル作品としての期待値で鑑賞。インバウンドを意識してか日本の様式美が現代〜古来と散りばめられアニメとしてのクオリティは高いと思った。筋も最近のアニメにありがちな難解では無いしポジティブなので今度は子供たちと一緒に来ようと思う。音楽の演出は素晴らしい出来(劇場によるかも?)
大人から子供まで幅広い層向け
日本の原風景が描かれていて、海外の方が日本のことを知るきっかけになるとも思います。
意外と出雲や神社以外の風景も多く、アニメ聖地巡礼が好きな方にもおすすめです。
意外性や驚きを求める方には物足りないところもあるかもしれませんが、ノンストレスで見られるのがいいところだと思います。
そして、曲、環境音などのサウンドが素晴らしい作品でした。
観るパワースポット、縁を真っ向から描くも子供向けすぎかも
まさに観るパワースポット。神と人が縁で繋がり成長していく姿がグッとくる。ちょっと子供向けの趣向が強い為、中終盤の粗さが気になる。
まず1番印象に残ったのは、神社のことや神のことを真っ向から描いたこと。とにかく勉強になる。強いて言うならもう少し各神社と何を祀っているかなどを観たかった。
アニメだからの表現で縁を繋いでいき、そのバランスとプロットが心地よく引き込まれていく。その一方で後半の粗が勿体ないなと思う。過去パートを織り交ぜながら、小学生の大冒険を描いている。また、個人を行き過ぎている今を捉えた作風も良かった。
さらに褒めるとすれば、蒔田彩珠の優しい声とそれを支えるような声優の使い方が上手い。だから安定感もあるし、段々蒔田彩珠もハマっていくような感じ。
パンフレットに神社のこととか書いてあったら面白そうだなーと思った。勝手ながらパワーを頂いた気分。
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