リスタートはただいまのあとでのレビュー・感想・評価
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原作に近くて良かった
マンガが好きで見ました。竜星涼君はorangeの時からこの俳優カメレオンみたいに色んな役に化けるなって感じていましたから今回の大和も違和感なく見れました。(スポーツ刈りだったらもっと良かったな)音楽も良く撮影場所も良かったです。
俳優竜星凉に惚れた
2020年映画館鑑賞75作品目
原作未読
竜星凉という若手俳優がとにかくすごい
『泣くな赤鬼』『弱虫ペダル』『ぐらんぶる』そしてこの『リスタートはただいまのあとで』
それぞれが全くの別人なのである
見た目だけでなく声質や喋り方まで違う
ただものでない
もっと高く評価されていい
ネット民の一部は彼のような役者ををカメレオン俳優と呼ぶが僕はその呼び名を生理的に受け入れることができない
名優を爬虫類に例えるなんて例え下手だしリスペクトが足りない
BLを除けば普通にいい話
原作ファンには申し訳ないが正直言ってこの作品にBL要素はいらない
男同士でキス程度なら上島竜兵だってやってる
当時西武で現役だった石毛と工藤がビールかけでキスしていた
イスラム原理主義者なら発狂するだろうがこの程度たいしたことがない
それなら最初からBLなんて必要がなく普通の友情物語で良かったのでは
BL大好きの腐女子はもっともっと過激なモノを求めているわけでこんな超ソフト路線では満足できるわけがない
『まいっちんぐマチコ先生』の実写版なのにヌードがないようなものだ
BLものと謳えば腐女子が読んでくれるだろう観に来るだろうという打算
出版業界映画業界のアンフェアな金儲け主義を感じとったのは邪推だろうか
光臣の言動や仕事っぷりを観てるとプチ駄目人間と評価する他ない
遅刻はするものの一応農業の手伝いを続けているわけだからあくまでプチ
TVゲームに夢中になって仕事に来なくなりそのままニートになるわけじゃないんだから
なれなれしい大和の方からと思いきや光臣からキスするとは思わなかった
村川絵梨演じる京子登場で光臣が家を飛び出しカメラがぶれる表現は嫌い
息子が本気で家業を継ぐ気になったことに対し甲本雅裕演じるお父さんが喜ぶ時の表情が素晴らしい芝居
中島ひろ子がこんな大きな息子の母親役に抜擢され違和感がないことに時の流れを感じる
亀戸の区役所という表現に違和感
江東区の区役所が普通では
亀戸で捨てられたからかな
エンドロールのあとに続きあり
尊い、、と心の中で何度も叫んでた❗️
純愛で美しく、行動がいちいち尊かったです。古川くんを初め、他のキャストの演技も素晴らしかった。観てよかった。また浸りたいな。
優しさが詰まってる
おっと、これは!予期せぬ良作との出会い!“BL癒し系ラブストーリー”みたいに言われてますけど、そこに重きを置いた話ではなかったです。
テーマはまさに“リスタート”
田舎や家業が嫌で飛び出したものの東京で打ちのめされて10年振りに帰郷した光臣。
農家の養子となって汗かき懸命に働くいつも笑顔の大和。
ふたりのそれぞれの秘密。
そしてそれぞれのリスタート。
田園風景、農家の仕事、その土地で暮らすということ、家業を継ぐということ、親父の背中。
どこか昭和の香り漂う懐しい音楽や演出が抜群に心地よい。
大和の人柄に性別を越えて惹かれていく光臣と、人を愛するということが分からず壁を作ってしまう大和。二人の距離感も絶妙。
古川雄輝は都会的で上品な感じが光臣の垢抜けた雰囲気にピッタリ。そして竜星涼はちょっとビックリ!あんな長身のイケメンがめっちゃ素朴な田舎のお兄ちゃんになりきってた。言われないと一瞬誰か分からないくらい😆
映画館を出たらなんだかスキップしたくなるような優しさが詰まった作品でした。
…それにしてもいいタイトルやなぁ~✨
今までで一番好きな映画
元々映画館で観た映画が少ないので
他の作品とあまり比較できないのですが
もう一度見たいと思った初めての映画です。
映画を見たあと漫画を大人になってからほとんど
読まないのですが読みたくなりました
読んでみると原作と映画、どちらも良さを感じました。
★-1は、99分と2時間に満たなかったので
もう少し主人公二人や家族、友人を見ていたかったという点です。
一番好きなのは、具体的には書きませんが
最後の最後のシーンです。
景色がよく終わった後、ふわふわした感じがしました。
都会のシーンは対照的で引き立っていました。
上映期間が短いですが、出来ればもう一度見たいです。
なんでまた裸に・・・
本来ならギスギスした人間関係の東京を捨てて田舎の温かい家族を求めて家業を継ごうとしていたのに、父(甲本雅裕)に跡継ぎになることを否定され、仕方なく近所の藤井じい(蛍雪次郎)と養子・大和の農園へと手伝いに勤しむようになった狐塚光臣。序盤の展開は、“明るい農村”とか“働く青年”といったイメージだったのに、徐々にBL方向へと展開する。とは言ってもBL表現は大人しく、友情の延長線であるとも言える。
家を飛び出した時に「家具職人なんてなりたくない」と捨て台詞を吐いたため、父親の態度は冷たい。それでも住まわせてくれるんだから第三者の目から見れば温かい家庭に思える。それを表すかのようにBGMでは「ダニー・ボーイ」のメロディが流れていた。歌詞を調べてみると、季節の違いはあれ、山に囲まれた千曲市や別所線などが妙に情景を思い起こさせるものになっています。
『ぐらんぶる』(2020)とは全くタイプの違う青年を演ずる竜星涼。方言丸出しの純朴さと、施設で育ったために持つ“壁”も感じさせない優しさが感じられました。一方、故郷の良さを理解していない生意気とも思える古川雄輝が好対照となり、スーパーの店員佐野岳が2人を繋ぐよい味付けとなっていました。
リスタートとは古川雄輝だけではなく、竜星涼も彼と出会ってからけじめをつけ、自分を捨てた親の名前を知っておこうとすることだった。優しさに溢れ、男女ともに心癒されること間違いなし。ロケ地の八木沢駅も色んな映画に登場するが、ここでもピッタリの情景でした。
途中、回想シーンをいきなり出すのは早くないか?とか前半は惹かれるものがなかったけど、彼女に遭遇したとき、動揺する光臣のシーンが手振れカメラで見事に光臣の心情を捕えていたことにビックリ。ここでハートを掴まれました。また、気になったのが、スーパーのポスターにあった「千曲の娘」by奥澤しなの。新人演歌歌手みたいだが、検索しても出てこないぞ!
【二人の青年が偶々、故郷で出会い、お互いに影響し合い、成長して行く姿が眩しい。佳き風合いの作品である。】
■印象的なシーン
・職人気質の父との確執を乗り越え、家業の素晴らしさに光臣(古川雄輝)が気付くシーン。
-三世代に亘り使われる父が修理した箪笥。その事を嬉しそうに、語る老婆の言葉。-
・施設育ちの大和(竜星涼)が、自分を養子に迎えてくれた熊井のお爺さんを心から大切にする姿。
-"唯一の家族だから・・-
又、二人の関係を邪推する町の人々に食ってかかる光臣の姿。
-一緒に農業に勤しむ二人の姿を見ているもんなあ・・、羨ましそうに。良い奴ではないか!光臣!-
・いつも、笑顔で人に優しい大和の存在が、心の中でどんどん膨らんで行く光臣は・・
-"あのシーン"は全く違和感がなかったなあ。-
・だが、そんな大和にも心の中に壁があり、それを隠すが故の笑顔だと、光臣が知るシーン。驚きの表情。
-自分が"如何に甘えた男なのか"に、気付いたんだよな。-
又、佐野岳演じる上田の存在が、良い。
-久しぶりに拝見したが、良い役者さんになられたなあ・・。-
・大和も、決心をして光臣と二人、自分は何者なのかを確認しに行くシーン。そして、捨てられていた彼が保護された時にいた老人から告げられた事。
〈甘えた考えの、頭でっかちな青年が、久しぶりに故郷に戻り、沢山の人々から色んな事を学んで、成長して行く姿が印象的な作品。又、彼に影響され哀しき過去と向き合う決心をしたもう一人の青年。二人が新たな人生に歩み出す姿が眩しく、爽やかな作品でもある。〉
■蛇足
今作品でも、竜星涼さん、裸体になっています。パンツも"お姉さん"に、洗ってもらっています・・。(すいません・・)
BLはあまり気にならなかった
仕事に真剣になれなくて田舎にUターンした青年が同い年の農家に養子になった青年を好きになっていく話
BL(ボーイズラブ)映画なんだけど、キス程度だったんであまり気にならなかった。
農業青年の爺さんが入院したり、Uターン青年の親父がぎっくり腰になったりして家族を大切にしようと思ったり、悩みながら成長してるのがわかり、なかなか良かった。
これはこれは思わぬ拾い物の好編。「好きになったんだから仕方ねぇだろ」正にその通り、全く正論。相手が女だろうが男だろうが好きになってしまったら仕方ないよな。
①男が男を好きになるのを奇をてらわずに自然に描けていて爽やか。また、最近のコミック原作の邦画に良くある主人公の恋愛模様ばかりにフォーカスして生活感のない映画と違って、主人公二人の関係にばかり偏らなくて、彼らの成長物語と家族との関係をバランス良く描けているのが宜しい。邦画も男同士の恋心をこんなに自然に描けるようになったとは嬉しい。③助演の大人たちの好演も良い。中島ひろ子もお母さん役とは感慨深い。甲本雅弘も映画でこのように印象深い役・演技も珍しいのではないか。③古川雄輝君は次第に大和に引かれていくところを表情で表現するため接写が多いが、韓国人の顔でも中国人の顔でもなく、正に日本人の顔だなァと思った(変なこと言うみたいですけど)
生き方を探す映画
原作は未読です。
BL作品であること、好きな俳優さんが出演している事で興味を持ち鑑賞しました。
まず、とても良い作品でした。
BLであるという部分は良い意味でアクセントってくらいの演出です。
同性同士の恋愛を下手に中心に置く演出ではなく、人と人とが寄り添っていき、戸惑いもありながら、お互いを受け入れていきます。
メインは2人にとっての人生、生き方の方だなと感じました。
何か見つけたくて田舎から飛び出したものの、何も見つけられずに帰ってきた光臣と、孤児だった過去から他人との関係を深められない笑顔のバリアを持つ大和が、出会い交流する事で、自分の人生を前向きに歩み出していきます。
とにかく明るく振る舞いながらも、どこか諦めている大和の人柄や心の弱い部分を竜星涼くんが素敵に演じています。
そして、自分自身になかなか向き合えない葛藤や、父親に素直になれない様子、同性を好きになってしまった事への戸惑い、どんどん惹かれていく様子をとても上手く表現されていた古川雄輝さん。
本当に素敵でした。
特に父親に自分の気持ちを素直に伝えるシーンは、本気の気持ちが伝わって貰い泣きしてしまいました。
同性同士だからというよりも、人間同士として惹かれ合い、お互いの弱い部分を優しく受け止めていく2人の様子がとても良くて、何度も可愛いなぁと思いました。
田舎での同性での恋愛は、きっと越えなければならない壁も多いだろうと思います。
でも、未来へ向けて前向きな終わり方で、ほんわかした気持ちで映画館から出ることができました。
この映画は必ずエンドロールが終わるまで観た方がいいです!!
とても良い作品だと思います。
佐野岳くん演じる上田が良い感じに胡散臭くてw
ずっと何かしでかすのでは?とハラハラしてましたが、彼はきっと良い奴ですw
これから鑑賞される方は楽しんでください!
素朴でステキな時間
まさかまさかの癒し系映画でした。今流行りの脚本家や監督がこねくりまわした愛の困難さや時代とと共に移ろう主題に翻弄されることなく、ここまで潔く、日本の家族や農業・家業に絞りこんだことに拍手!
主演二人はけれんみなく、素直に演じた。周りを固める役者達も達者でした。
この後の後日談を観たい気もするが、それは無しにして欲しいのが本音であります 笑
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