「【”暗闇の中でギラリと光る銀の銃・・”虚無的に生きる女が、銃を拾い運命が狂っていく・・。】」銃 2020 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”暗闇の中でギラリと光る銀の銃・・”虚無的に生きる女が、銃を拾い運命が狂っていく・・。】
ー 村上虹郎主演の「銃」は、映画館で鑑賞していた。面白かった。村上演じる主人公には、”トースト女”と言う裸身が蠱惑的魅力を放つ女性がいた。今作主演の、日南響子さんである・・。ー
◆幼き頃から、狂気の母(友近:狂気性溢れる演技が凄い・・)に存在を否定され、虚無的に生きる東子(日南響子)。
ある日、ストーカー(加藤達也:ラストまで、不気味である・・。)から逃れるために入ったビルの血だらけの洗面所で、銀色の銃を拾い、隠し持って自宅へ・・。
拳銃の持ち主を知るという怪しげな男(佐藤浩市)、執拗に付きまとう刑事(吹越満)も絡んで来て、東子の表情は、徐々に狂気性を帯びていく・・。
<母から、幼い頃から、言葉の虐待を受け、無関心な父親(山中崇)にも絶望し、日々虚無的に生きる東子。
そんな状況の女性がもし、”銃”を拾ったら・・。
村上虹郎主演の「銃」と見比べるのも、乙です。
そして、トースト女は、今作でもパン屋に足を運んでいる・・。
村上虹郎もチラッと、リリーフランキーもチラッと出演しています。>
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