クワイエット・フレンド 見えない、ともだちのレビュー・感想・評価
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ぞっとする怖さ
・最初はジョシュの空想だと思っていたが、エリザベスは自身の幼少期のホームビデオを見ることで自分の空想の中にもいたことを知る。
・終盤ではZの行動を止めるためにエリザベスは自殺を図るが、乗り込んできた警察と医師によって一命を取り留める。
しかし、後遺症が残ってしまったのか妹の介護が必要な状態になる。
・エリザベスの母親は寝たきり状態
・首を吊った男性の幻覚?(おそらくエリザベスの父親?)が一瞬見える
これらのことからエリザベスの両親もエリザベスと同じ状態になり、自殺を図ったんじゃないかと考えられる。
エリザベスと両親の仲が悪そうだったのは、エリザベスとジョシュの仲が険悪になっていったのを見れば納得がいく。
総じて伏線として理由を明確にされていないシーンが多いが、無駄なシーンはなかったと思う。
最終的にただの空想なのか霊的なものなのか分からずすっとしない終わり方だったが、これからもまだZが出現する可能性があることを示唆しており怖さが後を引く終わり方でとても良かったです。
少し文句をつけるならZの姿は最後まで見せないでほしかった。
霊なのか空想なのか
終盤でベスが子供の頃住んでいた家に閉じこもった時に、カウンセラーの先生が、「君が作り出した空想だ」と言っていたが、結局どっちだったのか。ベスとジョシュ親子二代に取り憑いた霊なのか、空想が創り出した友達なのか???
ベスの家で暮らしている寝たきりの母とベス姉妹の関係もよく分からない。ベスと母親の仲が良くない様に見えるし、妹に「あなたのお母さんでしょ」て言ってたような、、、妹と母親も微妙な感じだし。火事の時も放ったらかし!この映画のストーリーとどう関わりがあったのか謎。
ジョシュの部屋にzの絵を描いたのはジョシュなのかZなのか、友達を階段から突き落としたのはジョシュなのかZなのか、わからない😥
ベスは最後首を吊ったけど助かった様で、でも身体は不自由になったって事ですね。その後Zは消えたのか?
デスノートの死神みたいな顔“Z”
一人っ子で内気な8歳の少年ジョシュ。空想の友達“Z”と遊んでばかりだが、両親の前でもその友達と会話をする徹底ぶり。2%の牛乳しか飲まないZ。母親ベスには時折見えたりするところが怖いのですが、ジョシュが壁にZの絵を描いたもんだから、父親ケヴィンにも恐怖を与えてしまうのだ。
中盤まではけっこう恐怖演出が冴えているのですが、実はベスの幼少期にもZが見えていたとわかった後から怖さが半減。いや、ベスは一人っ子じゃないから、空想の友達がいない方が自然なのです。妹ジェナとは何歳くらい離れていたのかわからないし、在宅介護している母親がいることもストーリーに生かされていない。何なのよ、この設定。
さらに自宅が全焼してしまったことから、想像と現実の境目も消えてしまい、謎ばかりが残ってしまう。やっぱりダニエルを突き落としたのはジョシュなんでしょ?と、ジョシュからベスへと主導権が移ってしまい、うやむやにされてしまいました。父親が首を吊ってたとか、もっとネタはいっぱいあるのに残念な終盤のストーリーでした。
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