「デスノートの死神みたいな顔“Z”」クワイエット・フレンド 見えない、ともだち kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
デスノートの死神みたいな顔“Z”
クリックして本文を読む
一人っ子で内気な8歳の少年ジョシュ。空想の友達“Z”と遊んでばかりだが、両親の前でもその友達と会話をする徹底ぶり。2%の牛乳しか飲まないZ。母親ベスには時折見えたりするところが怖いのですが、ジョシュが壁にZの絵を描いたもんだから、父親ケヴィンにも恐怖を与えてしまうのだ。
中盤まではけっこう恐怖演出が冴えているのですが、実はベスの幼少期にもZが見えていたとわかった後から怖さが半減。いや、ベスは一人っ子じゃないから、空想の友達がいない方が自然なのです。妹ジェナとは何歳くらい離れていたのかわからないし、在宅介護している母親がいることもストーリーに生かされていない。何なのよ、この設定。
さらに自宅が全焼してしまったことから、想像と現実の境目も消えてしまい、謎ばかりが残ってしまう。やっぱりダニエルを突き落としたのはジョシュなんでしょ?と、ジョシュからベスへと主導権が移ってしまい、うやむやにされてしまいました。父親が首を吊ってたとか、もっとネタはいっぱいあるのに残念な終盤のストーリーでした。
コメントする