「お化け屋敷で起こる悲劇と逆襲」ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷 joさんの映画レビュー(感想・評価)
お化け屋敷で起こる悲劇と逆襲
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まず一つ押さえておきたいポイントとして、登場人物がやられっぱなしのホラー映画が好きな方はこの作品をオススメしません。主人公が逆襲する「サプライズ」が好きな方はどうぞ。
では、なぜ星が3つなのかというと、うむむと思う点がいくつかありました。ネタバレを含むため閲覧注意でお願いします。
1.途中で引き返してしまう
映画って前進しないと退屈してしまうもので、特にホラーのように未知のものに対してドキドキしたい映画は、すでに仕掛けの分かっている同じ道を通るべきではないと思います。もし同じ道を通る場合は新たな仕掛けや全て制覇した後であれば、まだ許せますが、それ以外は気持ちが萎えます。
2.組織犯としては連携が取れていない
組織犯であればミッチの行動は意味不明で、孤立させるにしても遠回りすぎる点が否めません。もう少し犯人が2手3手先をいくような知的な動きを見せてほしいです。
3.カタルシスが得られにくい
犯人の人間関係を描いてほしいです。年齢的に家族なのかなとも思うのですが、そこを描いていないので、対決の場面が盛り上がらず、最後のシーンも「やったった感」が得にくいものになっています。
映画館で観るにはドキドキできるので、是非劇場でご覧ください。
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