「欠点こそあるものの、良いものは誇りの青薔薇が咲き誇っていた2021年における音楽アニメ映画」BanG Dream! Episode of Roselia I:約束 YAYOSHINOさんの映画レビュー(感想・評価)
欠点こそあるものの、良いものは誇りの青薔薇が咲き誇っていた2021年における音楽アニメ映画
2021年4月24日(土曜日) 追記&鑑賞済み
自分やバンドリファンなら★5.0
知らない人からして見たら★3〜4.5
自分は Roseliaのストーリーを視聴済みですので個人的には最高でした。
第1章、第二章、そしてノーブルローズの花々を連れてをリメイクして一新され3Dに動くシーンが綺麗でした。まさかノーブルローズの一章が出てくるとは思いもよりませんでした。
ですが、見応えはあるものの知らない人から見るとしたら伝わりづらいところではありますが、声優の方々の声が本気のようで出していたり、ライブでは特にNeo-aspectと約束がカッコよかったです。
更には友希那ちゃんが本気で怒るシーンはとても迫力があって、やる気を感じられました。涙を流すシーンにも熱が伝わっており、よく出来ているなと思いました。
紗夜さんの場合、妹の日菜の所の感動シーンでもうちょっと長くして欲しかったなと思いました。
リサの方は友希那を想う優しさやその全てが込められていたかのような、そして紗夜さんがリサに怒ったシーンが入ってるとは予想外でした、これは嬉しかったですね。
あこや燐子も気合が入っており、あこは「こんなのRoseliaじゃない!!」といった怒りが凄かったり、燐子では前も良いですがリメイクでもそれに負けないくらい緊張した声が入って、良かったです。
面白かったのは、燐子が Roseliaに入る途端、緊張して目が死んでいったのがなかなか面白くて原作そのまんまを使ってる要素が描かれていて良かったと感じました。
1番の魅力として言えば、ライブ。
ライブの三次元で描かれるカメラワークが計り知れないくらいカッコ良すぎて、Neo-aspectで最後の「新たな姿を〜♪」のところで手を掲げるシーンがカッコよかったり、約束をアカペラで歌う友希那ちゃんがとてもカッコよかったです。
知らない人ではこの物語は飲み込めるのは難しいですが、バンドリファンでストーリーを読んでるのであれば行く価値はあるのではないかと思いました。これを見て後でストーリーをじっくり読むことも可能です、上記の一章、2章、秋時雨、ノーブルローズ、まだ見ていない方々は見て損は無いと思います。
正に Roseliaファンやバンドリのファンでストーリーを読んでる方々には持って来いの映画でした。