ヘッド・フル・オブ・ハニーのレビュー・感想・評価
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認知症の描き方があまりに甘い。
コメディタッチでこの病気を描くことは否定しないが、家族に同じ症状をかかえる側からみると、甘すぎる描き方に違和感を感じざるを得ない。
作者の認識不足があり★2の評価。
同様のテーマを扱った邦画のペコロスは、秀作だったが。。。
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孫娘マチルダ役がニック・ノルティの実の娘だとは!
劇中では66歳という設定のニック・ノルティ。孫娘マチルダは10歳。この子がニック・ノルティが66歳の時に生まれた実娘ソフィア・レイン・ノルティだ。アルコールとドラッグ中毒を克服するためリハビリ施設に入ったのも、娘の成長を見守りたいからというノルティ。2人とも実に微笑ましい演技を披露していた。
アルツハイマーだという話なのですが、どことなく単なる女好きのボケ老人風だったのがイマイチでした。また、息子夫婦のマット・ディロンとエミリー・モーティマーの浮気話の方が重点的に描かれていたし、派手な失敗を繰り返す光景にも笑っていいのか悪いのか・・・死ぬまで好きにさせておくような雰囲気にはちょっとついていけなかった。
序盤にもヨーロッパ旅行の一部が描かれ、その本編たるロードムービーが後半に展開するのですが、風光明媚なアルプスの山々やのどかな田園地帯に心和まされます。全体的にはコメディ風なので、気軽に楽しめる作品でした。
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