君が世界のはじまりのレビュー・感想・評価
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女子高生3人の家族と恋愛
松本穂香、中田青渚、片山友希の3人の女子高生の家族と恋愛についての話。
松本穂香は顔(鼻)が気になるし、演技も平凡かな。どこか抑えてる感あり。
中田青渚はスタイル良くてタバコもサマになってる。1番気になる。
片山友希は父親に対して態度悪いし美人でも無いがセックスもこなす実力派かな。
観終わっても何が言いたかったのか、題の「君が世界のはじまり」ってどう言う意味なのかわからなかった。
【”気が狂いそうな毎日”だけれども、”人に優しく”接しよう・・。夫々の屈託や鬱屈を抱える高校生男女達の”閉塞感溢れる日々”を乗り越えていく姿を描こうとした作品。】
ー冒頭のシーンで”え!”と思ったが、その後は、ブルーハーツの楽曲群に助けられながら、夫々の屈託や鬱屈を抱える高校生男女達の姿に、見入った作品。ー
だが、敢えて言えばエン(松本穂香)とコトコ(中田青渚)、ジュン(片山友希)、イオ(金子大地)、オカダ(甲斐翔真)、ナリヒラの人物の掘り下げが浅いのと、夫々の関係性が上手く描かれていないため、少し混乱した作品。
・何に屈託、鬱屈しているのかが、キチンと描かれているのは料理上手の父に”ある出来事”のため、怒りを持っているジュン位ではなかったか・・。
・ナリヒラの涙の意味も少し分かるか・・。
・群像劇にもなっていないし、短編小説2作の紡ぎ方が、粗かったのではないかと思う。
■印象的なのは、
・取り壊される予定の町の商業施設での豪雨の夜の彼らの演奏シーンと、その後の彼らの姿である。このシーンから少し作品としての魅力が増したと思う。
なんかこうして見つめ合うの、はじめてのような気がする。
一方通行の思いが飛び交う高校生の群像劇。数年前の「桐島~」、去年の「殺さない彼と~」に劣らない、感性のみずみずしい悩める高校生を描いた秀作だった。さすが「おいしい家族」の監督だ。
優し気な男子高校生は、通学路から見える大きなタンクを見上げては「あの中に、何が詰まってんねやろな」とつぶやく。何気なさそうでいて、実際は、空っぽに見えるタンクを、まるで自分の空虚な心になぞらえて眺めていたのだろう。なんかあれは、ただぼうと突っ立って生きているだけの自分と同じだ、って気持ちで。
そんな、傍から見れば精神的にも健康そうでいて、実は自分を見つけきれていない高校生ばかり。友達の前の自分は飾った自分だし、異性の前の自分も飾った自分だし、親の前でだって飾った自分。本当の自分を押し出すこともなく、周りの世界とうまく折り合いをつけながら、みな精一杯生きている。それが彼らにはちょうど生き易かったのだ。
ところがある事件が起こる。その事件に自分の大事な人が関与してないか焦りながら、はたとその人と自分との関係、距離感に戸惑う。名前をよく知らなかったのだ。知っていても気にも留めていなかった。そこで改めて相手の名を呼んでみる。すると、他人行儀だった関係が急に親密に思えてくるから不思議だ。そこで気付く。「意外と知らんもんやな、誰のことも」、と。そこに気付いてからの彼らの感情の発露が初々しい。あの程度のいけない行動が彼らにとってそれまで特別だったように謳歌する姿が、まぶしいったらない。あの時、彼らはそれまで自分自身に架していたタガを外したのだ。それもギリギリ世間と折り合える範囲で。大人に叱られない範囲で。まだ自制が効いているいじらしさが、なぜか涙を誘う。
一人の少女はブルーハーツの歌を聴きながら彼氏にお願いする。「なあ、キスして。」
彼氏(これがドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る」の高校生役なのだ)はそれに応えながら正面切って言う。「なんかこうして見つめ合うの、はじめてのような気がする。」ああ、お前たちそれでいいよ。そうやってちゃんと相手を見ろよ。オジサンはときめいてしまうよ。
深夜のショッピングモールで遊んでたらゾンビに襲われるで~
大阪のある町。田舎者からすれば都会だと思うのですが、この映画の撮り方からは閉塞感しか感じられない。ほとんどが高校とショッピングモールや巨大タンクの映像によるものだからなのか、大阪らしいたこ焼き屋でのギャグ連発なんかをもっと見たかった。
大阪弁のツッコミがところどころに散りばめられ、これが日常なんだとカルチャーショックさえ受ける。特に縁の父親が平気で屁をこいてネタにするシーンにも憧れてみたりする。また、たこ焼き、お好み焼きがしつこいくらい何度も登場するのも大阪らしさか。
大雨によって帰れなくなった高校生たち。どことなく相米慎二監督の『台風クラブ』みたいだが、メインとなるのが体育館ではなくショッピングモール。それぞれの思いを伝えるところが素敵だし、ここに縁の親友・琴子がいないという設定も面白い。
おっさん目線で言わせてもらえば、森下能幸や古館寛治といった名優による父親像をもっと描いてもらいたかった。恋愛もそうだけど、親について悩んでいる彼らの姿があるのに会話の中だけで済ませてるところがもったいない。
父親像
大人になる前の若者が鬱屈を秘めながら感情をぶつけ合う。
それはいいんですけど、その鬱屈の対象である「父親」像が希薄な為にイマイチ伝わってこない
特に純の父親を嫌う理由が意味不明で???でした
まあ年頃の娘は、意味なく父親を嫌悪するもんだと言われれば、そうなもんかとも思いますが(笑)
お話はいまいちノれませんでしたが、街頭だけの夜道、夜道を歩くシーンや真夜中の店内
雨上がりの水溜りに映った青空とか映像がすごく綺麗で印象的でした
あと、「俺たちガキだな」のセリフよかったです、ああそうか自分のことガキだと思った時人は大人になるのかなとか思いました
松本穂香さん。メッチャ良い!
今まで観た作品の中でも一番彼女が綺麗に撮れていたと断定!
加えて瞳をアップで撮るカットが多く、彼女の透き通った瞳に吸い込まれてしまいそう(笑)
彼女の歌い声がメッチャ可愛い!
彼女だけでも大満足!!
ストーリーは青春物語がメイン。
それ以外の要素も色々と入り乱れてるんだけど、最後で上手く纏めた感じ。
舞台は大阪。
もはや関西弁の嵐(笑)
今までの関西弁のイメージとは違って、何故か上品に聞こえる印象で新鮮。
関西弁に愛を感じます(笑)
大阪フードのたこ焼きやお好み焼きもポイント高め!
松本穂香さんが何故お箸でたこ焼きを食べていたのか?知りたい所。
後半の閉鎖間際のショッピングセンターのシーンは完全に犯罪なんだけど、青春度数はかなり高め!
ブルーハーツの曲もとても良い!
警備員さんのポイントもかなり高い!
エンドロールの歌で萌えた作品は、はじめてかもしれません( ´∀`)
なんか良かった、、、
青春描写に多少やりすぎ感は感じたものの、それぞれの悩みを抱えた高校生の閉塞感が、現在の社会の鬱屈を表しており、そこに足りない何かをブルーハーツの曲が埋める構図。
エンタメ作品一辺倒の日本映画の中で、久々に考えさせられる青春映画の良作を見た気がする。
真夜中のBell Mall
大阪の地方都市で暮らす6人の高校生達の青春物語。
男を取っかえ引っかえのモテガールの初恋。
進学と叶わぬ想いに悩む女の子。
出て行った母親に対する思いから父親に苛立つ女の子。
東京から来た男の子の父親の再婚相手に対する特別な感情。
精神的に病んでいる父親を持つ男の子。
好きな子に存在すら認識して貰えない出来過ぎ君。
そんな高校生達が悩みや寂しさや葛藤を、共有したりぶつけたり、高校生による父親殺害をあいつがやったのではと疑ったり、というストーリーで、鬱屈感や閉塞感、ちょっとだけドロドロした感じはあったけれど、THE BLUE HEARTSだけじゃちょっと弱くない?
モヤモヤ感こそ青春なんだろうけど、そこ一辺倒で、全体的に中途半端さや物足りなさを感じた。
青春とは心の若さ、また様々な感情で悩む時期、そして本当の意味で優しい
オンライン試写会にて鑑賞
同程度のことが繰り返し起こる日常こそ普通で
そんな日常は時に悶々としていて退屈で息苦しく、気が狂う様な気分になる
こんな時にブルーハーツで吹っ切れて息苦しさに解放され絶望が希望へと変わる
また人と人との繋がりによってそれぞれの悩みや不安も少しずつ変わっていく
痛み、傷つき…決して辛くても逃げずにちゃんとその痛み、その傷に向き合うことが大切なんだと改めて思った
また、自分と登場人物の歳が近いこともあって、共感できる部分が沢山あった
なんか個人的に元気を貰える作品だった
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