「難しいからやりがいがあるし楽しい」ブルーヘブンを君に Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいからやりがいがあるし楽しい
世界初の(遺伝子組み換えでない)青いバラ「ブルーヘブン」を作った60代半ばの主人公が、初恋の思い出のハンググライダーで空を飛ぼうとする話。
ブルーヘブンは本当に岐阜県で作られたんですね…ということで、直接的にドラマに地域性を感じるところはないけれど、途中で地元の方々が躍り捲りの地域振興作品ですw
ストーリー上特に邪魔になることはなく、上手く差し込んでいるイメージですね。
ステージ4、しかも再発のガンが見つかり余命半年を告げられる中、奮闘する周辺と、病気のことは知らないながらその手伝いをする孫と仲間達というストーリーで、結構軽くドタバタチックなノリで展開していく。
家族をガンで亡くした経験を持つ身からしたら、1番の胸アツシーンである筈の息子の説教が残念ながらまるで響かず…まあ、これは仕方ないよなと思っていたら、その後そんな自分みたいな考えをフォローする様なやり取りがあってgood!
年齢なんて関係ないし夢と言ってるだけじゃなく、ちゃんと目標にして実現するために努力してという単純明快爽やかなコメディで気分の良い作品だった。
どうでも良いけど、ポールのミラクル大作戦が頭を過ったのは自分だけ?古っw
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