「最初のナレーションと踊りがなければ・・・」ブルーヘブンを君に ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
最初のナレーションと踊りがなければ・・・
観賞後に調べて実在の方をモデルにしたらしいと知ったのですが、自分がモデルのキャラクターが余命半年ってどういう気持ちで見られるんでしょうね(笑)
モデルになったのはあくまで世界で初めてバラを作った、という点であって、世界最高齢でハングライダー単独飛行に成功した、という事実はございません。
そこは朝ドラと一緒であくまでモデルはモデルですから別に考えればいいのですが、演出で少し残念なところがあり、まず最初主人公由紀さおり演じる冬子の孫が出てくる時の謎のナレーション。あれでもう何もかも伏線がバレてしまって(まあ初見から察してましたが)、しかもそれっきりナレーションないですし。後はふるさと創生映画として地元の人に参加してもらいたいというのはすごく良く解るのですが、あんな取って付けたように出されましても、これがミュージカル映画なら自然ですが、そうでなければ出てる本人たち以外はほんと白けて見ています。この映画は作り物ですよ、フィクションなんですよ、とでかい声で叫ばれている感じがしました。最後誰か結婚させてフラッシュモブという形とかにすればよかったのに・・・。
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