「安全圏から無責任に感想を」護られなかった者たちへ あきさんの映画レビュー(感想・評価)
安全圏から無責任に感想を
クリックして本文を読む
最初から最後まで泣いてしまい、途中嗚咽が漏れそうに。ヤバいヤバい。
やっぱり佐藤健も清原果耶も上手いなとか、震災と生活保護と殺人事件がこう絡んでいくのか!と映画としてはとても面白かった。ちょっとずつ関係性がわかり、事件の背景がわかっていくから退屈してる暇がなかった。
でも見終わった後は日本の福祉行政における矛盾や不備や未熟さに対する憤りしかない。
きっと生活保護だけでなくて、児童福祉とか医療現場とか災害現場とか誰かの生死がかかっている現場では日々こんな葛藤している人達がいるんだよね。自分が手を離したら助からない人達を抱えながら。頭が上がらない。
こんな風に映画を楽しめて今のところ安全圏から好き放題言ってる自分が一番無責任だ。
コメントする