「締まった映画だと思います。」護られなかった者たちへ まんにんさんの映画レビュー(感想・評価)
締まった映画だと思います。
演技が上手い役者さんがたくさん出ていて、映画自体は締まっています。3.11や生活保護、それぞれの事情や正義が入り混じりドラマは進みます。
気になった点
①けーさんが死に際におかえりと襖に書きましたが、少し違和感。2人が来てくれるだろうと、見てくれるだろうと死に際に書いた言葉ですが、あんなに一生懸命生活保護の申請を勧めて、最後には取り消して死んでしまう。ある意味、2人を裏切ったのに、その2人におかえりと言葉を残す。その意味は?
②吉岡さんが火葬場に駆け込んできて、死んだらおしまいだと話したことに対しての最終的なかんちゃんの反応。その意味は?
③最後に佐藤健と阿部寛が浜辺で、黄色いジャンパーの子供の話をするところ。いらないかなぁ
④最初の殺人現場で阿部寛が部屋から出て納屋の様なところのブロックにたすけてと書いてあった意味は?
などなど
取り方はいろいろですが、皆様はどう感じましたか?
④は、カンちゃんが犯人であることのヒントだったのではないでしょうか。
三雲が殺された現場はおそらく生活保護を受給できず死んでしまった人の家。その人のメッセージがタスケテだったのでは。
カンちゃんは生活保護受給の管理をしていたためそれを知っており、その人の家で三雲を殺害することを選んだのではないでしょうか。
コメント失礼します
私なりに感じた事を書かせて頂きます
①自分で決めた事だから悲しんでくれるな。2人に会えてよかった。と言う思いではないでしょうか。これに気づいていたら事件はおきなかったかもしれません。
②生きる手段を取り上げておいてそれを言うのか!これで復習を決意したのかも
③蛇足だと思いましたが息子の事は気になっていたので少しホッとしました
④全くわかりませんでした。原作を読んだらわかるのかな?
以上です