劇場版 きのう何食べた?のレビュー・感想・評価
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良いなあ~~旅行行きたい!!
映画館でもテレビでも散々予告編が流れるので
すっかり観た気になりかけてた本作ですが
やっぱちゃんと映画館で観ると
仲の良い人と旅行って楽しいよな~~
映画のオープニングからすぐに京都旅行のシーン。
予告編よりずっと長く楽しそうな二人のシーンが続く。
神社でおみくじを引いたり、
願い事を書いた縁起物を納所に結び付けたり、
名物の炙り餅やカレーうどんを二人で食べたり
趣のある竹林や紅葉の庭園を観たり
ああ、旅行やっぱいいなあ~~
旅行、久しぶりに行きたいなあ~~
コロナで閉じ込めいていた気持ちが
一気に解放されるわ!
お話は日常の話に移って行くのだけど
そこはゲイカップルだからと言う訳では無く
親が高齢になってきたとか、実家の商売はどうする?とか
職場でちょっときついことがあったとか、
子供を持てる持てないとか
誰にでもあるような出来事が主人公二人にも起こる。
そんな日常の出来事に対して
結局はお互いや自分の周りの人たちへの
思いやりや気遣いで何とかなるのかな~~
一番大事なものは性別や立場は関係ないんだな~~
漫画の原作やドラマを観てなくても
楽しく観られますが、軽く予習しておくと、
ムフフポイントが格段に増える事請け合いです!(笑)
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
何よりこの手の「食べ物映画」は、
その場所でみんなの隣に座って
一緒においしいモノ食べてみたい。
と思えれば正解!!大正解!!
と常々私は思っているので
今作は文句なく五億点!!(笑)
改めてキャストを観てみると豪華ですよね~
その上、皆さん硬派な役をやるイメージの役者さんばかり!
刑事とか維新の志士とか戦国武将とか~~
そういう硬派だったり狂気めいた役の多い人が
普通の一般人を演じてる作品が結構好きなんですよ。
普段の役との振り幅が見物です!
どこまでがアドリブでどこまでが演出なのか?
観てるだけで楽しくて顔がニヤニヤしちゃう!!
コミックは未読ですがドラマは後追いで全部観てて
で、内野聖陽さんが絶妙!!
オネエなんだけど気持ち悪くないギリギリのところで
恋する人の細やかさとか、嫉妬するところとか、
人としての優しさが伝わって来る。良かったわ!
先日、思想家の内田樹氏がラジオの番組で
今の世の中を良くするにはシンプルに
「人に親切にしましょう。」と話していたのよね。
目の前の人に親切にする。
そのことがどれ程、人を暖かくするのか~~
この映画から伝わって来るのよね。
気楽に、映画館で京都旅行を楽しみつつ
優しい気持ちに浸って下さいな。
本当に
ほっこりした
人生観が変わる大切な作品になった
たまにはこういうほのぼのとした作品もいい
内野聖陽は映画「海難1890」やテレビドラマ「臨場」などでの男臭い演技が定番だった。2019年に新宿サザンシアターで鑑賞した舞台「化粧二題」では、響き渡る低音がひとりの人間の等身大の迫力を伝えてきた。
ところが本作品でのケンジはまるきりの乙女である。この見事なまでの変身ぶりはおそろしいほどの努力の賜物だと思う。何度も浮かべるとびきりの笑顔は、鏡の前で何百回も何千回も練習したに違いない。
以前、マツコ・デラックスがテレビで「オカマもゲイも女装家も、みんな人それぞれ。くくれないし、くくっては駄目」というような内容を話していた。まさにその通りである。この発言の正反対が杉田水脈の「LGBTは子供を作らないから生産性がない」という発言だ。LGBTというひとくくりで人間を分別してしまう。
人間は自分はカテゴリーにくくられたくないくせに、他人のことはカテゴリーにくくりたがる。「いまの若い連中は~」という言い方はその代表選手だ。「いまの若い連中」のことを調べての発言ではない。自分勝手な印象で「いまの若い連中」をひとくくりにしているのだ。同じ構図は沢山ある。「アメリカ人は~」という言い方をするくせに「日本人は~」と言われると、勝手にひとくくりにしないでくれと憤る。
本作品には、そういったひとくくりにするような言葉は出てこない。シロさんとケンジはあくまでも個人と個人の相思相愛の関係である。男が好きだからといって誰でもいい訳ではないし、通俗的な言い方をすれば、好きになった人が男だっただけだ。
シロさんもケンジも相手の精神性を尊敬していると思う。だから掛け替えのない大事な人になる。一生を添い遂げたい。しかし相手は自分と一心同体ではない。どこまでいっても別の人格である。場合によっては別れもある。死別するかもしれない。不安は幸せの周りをついてまわる。それが人生だ。
幸せとは過ごす時間のことである。信頼できる人と快適な環境で食事をすること。旅行やアクティビティやスポーツもいいが、基本は食事である。ひとりの食事でも幸せを感じることはある。シロさんは料理の最中にとても幸せそうだ。ケンジはシロさんの愛情に溺れそうになっている。
本作品は思いやりを過剰に表現してみせる。つまり思いやりが空回りをする。そして、得てして思いやりの空回りは喜劇である。本作品を観て吉本新喜劇を思い出した人も多いだろう。思いやりの空回りと先走った誤解が喜劇の原動力だ。
シロさんの思いやりとケンジの不安、ケンジの思いやりとシロさんの不安。喜劇の十八番を、二人の俳優が面白おかしく演じてみせる。二人とも鍛えられて引き締まった肉体の持ち主であるところがギャップであり、美しくも萌えるところだ。本作品は、LGBTという言葉でくくられてしまう問題をさり気なく持ち出しつつも、柳に風と受け流してしなやかに生きるシロさんとケンジの幸せを上手に描いてみせた。たまにはこういうほのぼのとした作品もいいと思う。
リンゴとぶりと大根を買って帰った
映画も良かった!
ドラマと同じく、映画も良かったです。
色んな事を、ドラマを知らない人にも、コンパクトに伝えなければならない難しさはあったと思います。
が、よくある、「映画になったらガッカリ!」と言うことも無く、いつものシローさんとケンジがいて、そして、ストーリーも、ドラマから更に進んでいて、ほろ苦く、愛暖まる作品でした。
私はOAU さんの曲が、好きです、いつもと同じく、、涙も流れました。笑いながらも、人生の悲しさみたいなものも、本当に素敵に描けています!
京都も、映画ならではのロケとしてステキでした。
この作品は、名作だと思います。
願わくば、西島さんが、言っていたように、もう一度、ドラマでみたいです。
映画も良いですが、一つに纏めあげなければならない制約もある、、
その点、ドラマは一話一話、ゲスト(これまた、みんなステキ!)やストーリーが作れるので、見ごたえあります!
ドラマ再開も望みます!!
主役の二人が役を楽しんで演じてる
以前から人気なのは知っていましたが漫画もドラマも全く観ていないため、本作を初めて観て知った者です!
食べること、誰かを愛すること、多様性の受容と生きることといったテーマを織り交ぜながら、適役な主役二人の絶妙なコンビネーションが本作の良さを引き立てていますね。
なんと言っても主役の二人が作品を、そして役を愛して楽しんで演じているのが伝わってくる。西島さんの無邪気な笑顔にキュンキュンしながら、内野さんの演技力に圧倒されます。
二人の掛け合い、アドリブかな?と思わせるようなシーンも所々見られて、コミカルなシーンも盛り込みながらあったか〜い気持ちにさせてくれる「お腹が空いちゃう優しい映画」
本作がなぜこんなにも多くの人々に愛されるのか理由がわかりました。
料理のレシピを説明してくれるところも嬉しいところ!
今夜の夕飯はぶり大根に決定です!
愛しさと切なさと、ほっこりと
序盤、京都旅行のけんじの心配で考えすぎるところをコメディタッチでコミカルに描かれていたけどとても切なくて泣いてました。けんじの別れ話や病気なのかという心配は、大切な人だからこそ失いたくないという気持ちからも来ていると思います。なのに同時に紳士にエスコートするしうろさんにキュンとして、そんな切ないとキュンに挟み撃ちにされていたら聞き覚えのあるドラマのOPが流れつつ、旅行中の楽しそうな二人がスマホ画面で写っていました。
幸せそうで良かったです。
終始なんだか涙腺が緩く泣きながら見ていました。(私的には自分は一生孤独だろうと自覚しています。コミュ障に根暗加えて恋愛に興味もなく子供はほしくないです。もう生きるのしんどいなと思いつつどうにか生活しているものです。)
このドラマを見ると幸せな気持ちになります。愛しいということを感じたり満たされるような幸福感を感じました。しかし、それと同時に自分自身の孤独であるが故にこんな風な幸せは来ることがないのだと自覚し気持ちが沈んでしまいます。
そのくらいとても二人がお似合いで幸せそうで、見ていてこちらもそれを疑似体験することができました。
料理も美味しそうで、レシピを詳しく知りたくなりました。
こんなに想い合う二人のどちらかが、入院したとしても家族ではないので面会もできません。一部の地域ではパートナーシップ制度もありますが、ごく少数の地域でしかありません。同性婚が議論されることもメディアでは見かけられず。私自身は腐女子で、おおよそ無性愛者です。愛することができる人に権利が認められることを願います。この映画を政治に紐づける意図はなく、ただもっと生きやすくなる社会になって欲しいです。
いい人ばかり
尊いってこのことかな
最初にグッと引き込まれます!
笑ってほっこりうるうる
普通って難しい。
話せる相手がいる幸せ。
友達と観賞。
幸せな時間をもらった
定番のおもしろさ
まあ。ケンジの言葉が少し誇張気味の
ところはあるけど 可笑しくて笑える
異性だったら相手に求め過ぎてしまうところ
この二人は相手に遠慮して思い合って言わなかったりすることが大きな妄想を抱かせる……
世間的には生きにくいところはあって家族や母親の正直な気持ちを聞くと考えさせられる
好きな人(家族)を大切にして
という優しい言葉が心に響く
心底 二人のハートが温かいのでほっとする
そして出てくる料理ですね
作ってみたくなる料理。
キャラメル(りんご)煮のトースト。
ケンジの美味しそうに食べるシーンが幸せな気持ちになる シロさんの作る料理の手際の良さは見ていてカッコいい 京都のシーンは映画ならではのご褒美ですね
笑えたところはケンジがシロさんに近付くとシロさんがすかさず逃げるところ シロ、お手!(犬みたい)
シロさんがケンジの行動を怪しむ所も
心の中がジーンと温かくなってこの二人を何時までも見ていたいと思った
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