「とても良い映画」ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
とても良い映画
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まさかデルタ・ブルースが、ネイティブ・アメリカンの音楽から影響を受けていたとは!
作品の前半、ネイティブ・アメリカンの女性ミュージシャンが、チャーリー・パットンの古いレコードをかけながら、そのリズムやメロディについて、ネイティブ・アメリカンの音楽との共通性や影響を語っていく場面がありますが、正直ショックというか、かなり大きな驚きでした…こんな事、どんなレコードやCDの解説書でも読んだことすら無い…(笑)
そして、その影響はサン・ハウスやハウリン・ウルフの時代まで…!(彼ら自身もその血を継ぐ者であったという、ネイティブ・アメリカンと黒人との血縁の歴史も初めて知りました)。
たぶん、明日から、ブルースの聴き方が変わると思う…。
かなりカルチャー・ショックなムービーでした!
というか、この作品で語られているような事が、現在までほとんど語られてこなかったというのが事実ならば、アメリカのポピュラー音楽の成り立ちや歴史について見直さなければいけない…という事ではないの!?
アメリカのルーツ・ミュージックが好きな人は、必見でしょう。オススメ!(笑)
*タイトルの『Rumble』は、Rink Wrayの曲から。でも、この曲を聞くと思い出すのは、やっぱり『パルプ・フィクション』だわ。笑
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