劇場公開日 2020年11月20日

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滑走路のレビュー・感想・評価

全50件中、41~50件目を表示

2.5重たいテーマなのに、曖昧模糊として希望が見えない😥

2020年11月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

原作は読んでないので、全くの白紙で鑑賞したからかもしれないですが、映画の構成がややこしすぎて、すんなりと頭に入ってこない⁉️

現在と過去、三者の場面が絶えず交差していることに加えて、現在の誰が過去の誰なのか、説明がないまま進んでいくので、後半までよくわからなかった⁉️

福岡に転校って言われても、今ここはどこの学校って感じで、場所の説明が無さすぎて位置関係もよくわからなかった⁉️

それで結局、なんで自死したのか、何も描かれてないし、三者の関係も今一つピンと来ないし…😵

この映画のどこに希望が見出だされるか、サッパリわかりませんでした(//∇//)

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LEOWORLD

3.5#101 時間が分かりにくかったけど

2020年11月23日
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鑑賞方法:映画館

最後にはうまく繋がってそういうことかと納得。

翠ちゃんとユウトの現在を作ってるのが委員長なんだね。

中学生の翠ちゃんが子供の頃のキム・セロンちゃんとかぶって見えたのは私だけ?

登場する団体名は架空ですって最後に出てくるんだけど「厚労省」は実在するでしょ。あの綺麗すぎるオフィスがフィクションやわ!と1人で突っ込んでました😅

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chicarica

4.0考えさせられる

2020年11月21日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

今の時代を真っ直ぐに捉えられた映画だと思いました。それぞれに与えられた滑走路、皆が幸せな空へ翼を広げて飛び立てたらとても幸せなのになと思いました。

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モコママ

2.0う~ん

2020年11月21日
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鑑賞方法:映画館

つらい作品です。
20年前、10年前、現在とのテロップが欲しかったです。
地震の意味は?
ラストはよかったです。

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かん

4.5【向き合うこと】

2020年11月21日
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僕には自死を選んだ友人や知人がいる。

理由を、あれこれ詮索して言う人がいるし、残された家族が理由を理解できずに苦しんでいるのを目の当たりにして、自分自身であれこれ考えたこともある。
でも、本当の理由は本人しか知らないはずだとも思っている。

僕には離婚経験がある。

理由を詮索している人がいるのを知ってるし、面白おかしく質問してくるやつもいて、全て無視することにしていた。
どうせ分かるわけはないのだからと。

僕は、隼介は、中学時代のいじめが原因で自死を選んだのではないと思う。

翠は、それが理解できたのだと思う。
隼介との橋での別れを思い出したのだと思う。

だから、今の翠の境遇を人のせいにせず、同情で結びついていることを止めにしたのだと思う。
身籠った子供が拓巳の子供とするのも止めにしたのだと思う。

ここに描かれる官僚の鷹野裕翔の役割は、色々な意味でキーポイントに違いない。

隼介と本人の関係もそうだが、
その後の隼介と社会、
隼介と現実、
物語と現実、そして、これらを映画を観る人と結びつける存在のように思うからだ。

隼介は、前に進もうとしていたのだ。

だが、前に進めなくなった…、飛ぶことが出来なくなった理由があったのだ。

その理由は…、現実は…、僕達の今生きている社会の非正規などの問題なのではないのか。

こんなふうに感じるのは、僕だけだろうか。

逝ってしまった人を想い、悲しむことは避けられない。
でも、同情だけで終わらせてしまってはいけないこともたくさんあるように思う。
前に向いてる人を妨げるような社会システムは現実として、そこかしこにあるのだ。

空を自由に飛ぶことは出来なくても、いつか空を飛ぶことを夢見て、両手を広げて疾走するぐらいはさせて欲しい。

「きみのため用意されたる滑走路きみは翼を手にすればいい」

翠の絵の背中を向けて佇む人は、泣いていたかもしれない。

悲しかったのだろうか。
夕日に感動していたのだろうか。

でも、泣く姿を人には見せたくなかったのかもしれない。
でも、振り返って前に進めたらいいと思う。

この作品は、観る人の経験や境遇、立場によって感じ方は異なると思う。
非正規の問題を暗に入れ込むのに違和感を覚えるという人もいるように思う。
でも、この物語自体が、僕達の世界なのではないのか。
問題があると分かってはいるのに見過ごしてしまう現実。

心のどっかに何か引っ掻き傷のようなものを残したり、ふと立ち止って考えてみようとするきっかけをくれる作品だと、僕は思う。

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ワンコ

3.0正直であれ

2020年11月21日
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単純

難しい

幸せ

原作知らず。

中学生、20代官僚、30代切り絵作家という3人の人物の、苦悩と自戒と解放の話。

イジメられている幼馴染みを助けたことから、今度は自分がイジメられることになった中学生。
自分と同じ25歳にして自死した男性のことを調べる理不尽な環境で働く官僚。
優しい様でいて何も自身では判断せずどうしたい?と投げ掛けてくる旦那との関係に疑問を覚える30代切り絵作家。
という3人のストーリー。

一応話は繫がっているけれど、繫がりが希薄、というか直接的に繫がってなくても良い様な感じだし、中学生の主人公の彼が後にそういう言い訳や選択をするキャラですか?と違和感がある。
そもそもちゃんとイジメっ子に抗いそうなキャラだしね…。

一つ一つの話は、モヤモヤしたりやり切れなかったりするところから、自分に向き合い、人と向きあいという展開から、温かさと幸せを感じる流れが、赦されている様な感覚になり、なかなか面白かった。

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Bacchus

3.0イジメは根深いな

2020年11月17日
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鑑賞方法:試写会

2020年11月17日
映画 #滑走路 (2020年)鑑賞
@オンライン試写会

オンライン試写会というものを初めて体験したけど、パソコンのサイズが大きければそれなりに楽しめるのかな
コロナ禍だしね

#萩原慎一郎 の短歌をモチーフにした作品で、イジメ、自殺と少々重いテーマ

主人公とダブらせて見てしまう

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とし

4.0救ってくれるのも人間

2020年11月9日
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モチーフの歌集未読、TIFF2020にて鑑賞。

なんだかわからないけど気になってた作品。
観て良かった。本当。より多くの方に届いて欲しい。

作品内セリフで
「生きていれば傷つくものだ」
というのがある。

心に傷。わだかまりなどの手枷足枷をつけて生きてる人は多いだろう。
それさえなければ人生を大きく羽ばたけるのに、、、。広い空を雄大に飛べるだろうに。

人生は様々なラインを描く。十人十色。
それが交わったり離れたり。
交わる時に何が起きるだろう?
何を選択、判断するのだろう?
どんな行動をとるのだろうか?
結果、心に手枷足枷ができるかも?
いや、痛みがやわらぐかも?
けど、交わる相手が全て人間だからなんだろな、
そーなるのは。

僕たちは人との関わりと言う名の
滑走路を走り続け、いつかいつか
自由に飛び立つことができるはず。
ときには、哀しい事実も乗り越えて。
それは誰にでも訪れるんじゃ?と信じたい。

だからこそ、大事にしたい。
僕の周りの人達を。
そして感謝したい。今までもこれからも。

なんて思いました。

温かい、哀しくも温かい、人の繋がりを
改めて信じたくなる作品です。

中学生役の方々、見事でした。
彼らが本作品のキーマンでした。

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バリカタ

2.5試写会観賞

2020年11月8日
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鑑賞方法:試写会、映画館

本日、Skipシティで観賞しました。
ん~?
時間軸が4本もあり、分かりにくかったなぁ。

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鶴崎 和哉

4.0ヒトは無邪気に人を不幸に突き落とす動物なのか?

2020年11月8日
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3人の物語が繋がって行く、という解説から、てっきり横に繋がると思って観てました。でも、暫くして時間軸がいくつもあることに気付き、縦の時間軸で一本に繋がることが分かってくる。
そう思って観ていなかったので不意をつかれた。

主人公の一人である中学生は原作者自身の実体験だ。

原作にも、ゴミ箱に捨てられた自分の鞄を詠んだ歌が残されているが、日本でも屈指の進学校の優等生だった原作者が長年虐められ続け、長年のイジメのトラウマにより進学に失敗、イジメの後遺症と戦いながら何とか大学を出るものの正規雇用に就けず、ようやく短歌が評価され始めたのに、イジメの後遺症により自死。

この原作者のエピソードは映画を見終わった後で知った事実だが、もし知ってから観ていたら、とても映画を直視できなかったかもしれない。
真面目で優秀な学級委員長の中学生らしい正義感が、自分を破滅に導いていき、心から信頼していた友人(初恋の相手?)をも裏切ることを強要され、自ら地獄に落ちていくことに目を背けたくなる。

虐めにより自死に至った主人公を含めた3人、それぞれの時間軸で進む物語と、それぞれの選択は、そうであって欲しいという脚本家や監督の優しさのような気がする。
そんな伏線の無かった、あるいはそれを知らずに自死を選ぶしか無かった原作者の人生を思うと、その心の痛みは想像を遥かに超えていく。

今回の映画も被害者側の未来を描く物語だけど、いつも思うのは、ヒトは無邪気に他人を平気で、しかも遊びで不幸に突き落とす残酷な動物なのだな、と言うこと。
自分も子供時代に無邪気に誰かを不幸にしていたのかもしれないと思うと恐ろしくなる。

劇中で、翠の優しい夫が、優しい言葉で翠をズタズタに傷付けているとしか思えないように描かれている、そして翠も最後にこれ以上もない酷い言葉を夫に投げかける、それは私達は大人になっても同じ過ちを続けていると非難されているのかもしれない。

そうしないと世界って回らないもんなのか。
そんなことないだろ?

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Kazu