「終始胸が苦しくなる」滑走路 dokidoki キムチ鍋さんの映画レビュー(感想・評価)
終始胸が苦しくなる
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マイナーな映画なのか、公開している館が少なくて不安でしたが、観たらすごく良かったです。
最後の方に来てようやく大人達の関係性や時間軸が分かりました。
いじめのシーンは見ていて辛かったけど、主人公の男の子の強さや優しさ、そしてそばにいてくれる彼女?に救われます。いつでも虐められている子がいつまでも辛い思いをする。辛いです。
俳優陣の繊細な演技力は素晴らしい。
特に中学生役の子、もっとドラマや映画に出て欲しい。
主題歌もすごくハマってます。
なぜ、滑走路ってタイトルなのかが最後わかります。
最後に出てくる短歌も刺さりました。
若い子に観て欲しい。
水川あさみが、あなたの子だから堕ろすと言う言葉は決意が込められていました。言う方も辛かったでしょう。
優しさと優柔不断は表裏一体。優しさと思っていたのが実は決断力の無さだったり。
どうしてあんなに強かった男の子が自殺してしまったのかは最後まで分からなかったけど、、イジメはダメ、絶対。
中学生では自分ではどうにもならない事が多すぎますね。
どうか若い子達は周りの人の出会いに恵まれますように。
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