「救ってくれるのも人間」滑走路 バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
救ってくれるのも人間
モチーフの歌集未読、TIFF2020にて鑑賞。
なんだかわからないけど気になってた作品。
観て良かった。本当。より多くの方に届いて欲しい。
作品内セリフで
「生きていれば傷つくものだ」
というのがある。
心に傷。わだかまりなどの手枷足枷をつけて生きてる人は多いだろう。
それさえなければ人生を大きく羽ばたけるのに、、、。広い空を雄大に飛べるだろうに。
人生は様々なラインを描く。十人十色。
それが交わったり離れたり。
交わる時に何が起きるだろう?
何を選択、判断するのだろう?
どんな行動をとるのだろうか?
結果、心に手枷足枷ができるかも?
いや、痛みがやわらぐかも?
けど、交わる相手が全て人間だからなんだろな、
そーなるのは。
僕たちは人との関わりと言う名の
滑走路を走り続け、いつかいつか
自由に飛び立つことができるはず。
ときには、哀しい事実も乗り越えて。
それは誰にでも訪れるんじゃ?と信じたい。
だからこそ、大事にしたい。
僕の周りの人達を。
そして感謝したい。今までもこれからも。
なんて思いました。
温かい、哀しくも温かい、人の繋がりを
改めて信じたくなる作品です。
中学生役の方々、見事でした。
彼らが本作品のキーマンでした。
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