ザ・ハントのレビュー・感想・評価
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べっぴんさん、いきなり死す
全然期待せずに観たんですが
結構凝ってて面白い。
ヒトの良さそうな方たちが実は殺しを
競い合ってた、ってなかなか。
それを女主人公はいとも簡単に見破って逆襲!
ヨガパンツって名のキレイな人が生き残るのかと思いきや
速攻で殺され笑う。
それにしてもヒラリースワンク。
こんな映画でええんか?
60点
TOHOシネマズ二条 20201110
獲物の逆襲
富裕層が山奥で娯楽目的で一般人を狩るゲームの話かと思ったら予想に反して序盤から狩られる方が反撃に転じるというスピーディな展開。
狩る方の理由と狩られる方の理由が現代のSNSのヘイトや炎上問題絡みなのが面白い。
モロなグロも少なめで全体的に重苦しくなくサクッと観れる。
結構宣伝はホラーやグロっぽく煽っているけどモロな人体破壊シーンや内臓ドバドバシーンもほとんどなく、主人公が強いのでジョン・ウィックぐらいのスピード感で人が死んでいく。
人間狩りのゲームにめちゃくちゃ強い参加者がいたらこうなるという感じw
確証を必要としない今日日の被害者意識の暴走は"人間狩り"を新たなステージへと誘う... 対立が渦巻く"動物農場"に中立の使徒が舞い降りるドギツい風刺映画
公開当時はまだまだ自粛ムード漂う中で、本作の予告編も劇場の幕間の時間に流れているのを観た筈ですが、"富裕層が貧困層をターゲットに狩りを楽しむ"というジャンクフードの如き娯楽性になんとも言えぬ地雷臭を感じ、ええいままよと割り切って突っ込んでも良かったのですが結局スルーしてしまっていました。
表向きには偶然の選定ミスで巻き込まれた女性がゲームの仕掛人たちを駆逐していくヒロイックなバイオレンスアクションでしたが、背後にはジョージ・オーウェルの『動物農場』の現代への落とし込みがあり、現代ゆえの珍妙で複雑怪奇な人々の対立構造を浮き彫りにしていきます。
噂や妄想で犯人を仕立て上げるロジックは"魔女狩り"が慣用句とまでなっているように古くから存在していますが、今日ではSNS等の発達によって社会的な立場の強弱に関わらずその餌食になる、すなわちどこにいるどんな立場の人でもその対象に成り得る、という点に於いて現代的な恐怖が有ります。
ラストは意外にもアッサリしており、たとえばゲームの勝利者が世間に祭り上げられて新たな当事者に・・・といった皮肉たっぷりな結末であればより胸クソ映画としての評価は高まったかも?とは思います。
格差社会を歪んだ方法で表現している
サバイバル、ミステリー、バイオレンスアクション…どれをとっても二流。
だけどテーマはわかった。
でも、同じテーマでももう少し良い話にできたのでは?
せめて演出だけでも…
途中までは面白かったので惜しい作品。
「パージ」シリーズが死んだので楽しめた!!
「パージ」シリーズが死んだので楽しめました。面白さで言えば前半のガソリンスタンドがピークで、後半は少し凝った印象でしたが、飽きさせないようにしたのだと思います。グローバリスト、クライシスアクターといった単語が登場するのも、「分かっている」感じがして良かったです。毎日Youtubeで国内のTVニュースアカウントが万引き老人や病人等を扱うのを見て、古典的な「自分より下を見ろ」プロパガンダを疎ましく感じているので、この映画は日本では作れない真の意味で健全な映画だと心から思いました。
序盤から中盤の展開は良かった
デスゲーム系などで主人公は死なないから事でどこかで安心感を得ながら見ていた部分が私の中にありました。
この作品はゲーム開始時に主人公が誰か分からなくする事で勢いと緊張感が有って良かったです。一体この人物はどう殺されるのかとドキドキしました。
そして主人公が誰か分かって中盤から状況を観察し裏をかき先手を打ってどんどん敵を倒していく展開は序盤の緊張感から相まって爽快に感じる所もあってよかったです。
後半は少し中弛みになってるように感じたので最後まで突き抜けてほしかったな。
壮大なる勘違い
面白かった。金持ちが一般人を拉致して、“人狩り”という名の娯楽に耽るという設定だが、その“人狩り”が当初はネット上の陰謀論レベルの話だったのに、名指しされてブチ切れたとある企業のCEOが本当に“人狩り”を始めてしまうところがミソ。しかもこの人は拉致した人物から反撃を喰らって命を落としてしまうが、反撃してきた人物はGEが人違いで選んだ人物だったという悲劇だか喜劇だか分からない展開が待っている。まさに壮大なる勘違い。それがここまで大かがりな娯楽的殺人ゲームになってしまうとは。このとんでもない肩透かしに腹を立てるようでは、この作品は楽しめない。
コロコロ変わる主人公
始まってすぐに、あれ?あれれ?どんどん主人公らしき人が死んでくぞ…?
と思いきや、本丸の主人公クリスタルは最初っから凡人とは違う動きをしておりまして、、序盤から強すぎる…!
迷いのない戦闘ぶり、アサシン観てるんかな?ってくらいの強さ。情報収集能力も高くて観察眼も長けまくっている。決して迷わず、騙されず、情にも流されない。スタイルも抜群で、狩をしてる側をバインバインに倒していく、実に爽快…!
映画の本質は、富裕層と貧困層(=労働者層)の対立だったんだろうけど、そのあたりは軽め。
富裕層(=狩る側)も自国以外の問題を解決したかったり、人種差別を嫌っていて、善人なんだよ?!っていうアピールはありつつも、後半さらっと舐める程度なもんで、これはアフガン帰還兵のクリスタルのタフさを楽しむ映画かな。
でもでもでも、ラスボスの女社長はん、8ヶ月の軍事トレーニング受けたって言っても、クリスタルとあそこまで互角に闘えるのは無理なんでは…?そうとう潜在能力高かったのかな。
闘いながらも高級シャンパンを守り抜く守銭奴具合でやっぱ富裕層って金に縛られてるよなー、という皮肉も入れ込んではいるものの、ちょっとシラけるよね。
最後、痛み分けでお互い死ぬね…と思いきや、クリスタルはサンドイッチ完成させて食べて、お腹の傷をバーナーで炙って止血するタフさw
ドレスに着替えてサングラスしたところで
「あれ?ほんとの黒幕はクリスタルなの…?!」って疑念を沸かせてプライベートジェットに乗りこむ…
「あれ??黒幕じゃないのか、もしや最後の刺客はCA?!」と思いきや、違う。
シャンパン飲みますか?飲むよーのやりとり、キャビア食べますか?あなた食べなさいよ、のやりとりで
「まさか?!シャンパンとキャビアに毒が盛ってあって、最終的には富裕層の勝利?!」
かと思いきや、普通に勝利のシャンパン飲んで、CAさんは食べるのを許可されていなかった美味しいキャビア食べられて、めでたしめでたし。
クルクル展開が変わるから最後の最後は…?って身構えたけど、普通に終わりましたとさ。
頭空っぽにして期待せず観たら!!
面白かったです!!
貧富の格差だとかなんだとか
難しいこと考えて観てはダメな気がします。
クリスタルカッコイイ!!
ヒラリー・スワンクもこれまた振り切って素晴らしい!!
あのカラテ少女がこうも変貌するとは!!笑
これ!超っー美味しいっ!ウサギの言葉。
内容は、いきなり人攫いに合い訳の分からない所に連れてこられた人々が狩の対象にされる映画作品。好きな言葉は『嘘でしょっ?!』最後の戦いで自分の身元調査に間違いを認めるハメになり今際の際にライバルが言う言葉。自分が正しいかが大切だと豪語しただけに辛い言葉で謝罪では無かった台詞回しがキャラを立てていて面白かった。『これ超!美味しい!』エンディングの最後の最後に主人公がいう言葉。勝利の美酒は爽やかなのか苦いのか分かりませんが、正当防衛に徹したアメリカ🇺🇸の呪いと意気込みが伝わってきました。^_^好きな場面は、州兵隊の軍事顧問の人との会話する場面で、戦争という言葉の🪖重みが違う所から日常生活に馴染めない葛藤が望めてキツいなぁと感じました。この映画内の台詞回しには、二極化しつつある世界の流れが読み取れしかも90分という短く纏まりある編集は、集中して観ないと置いてけぼりになるほど濃くて面白かったです。さぁ!ジョージ・ウォーエルの『動物農場』読みたくなりました。積読リストに加えます。
理由とかに期待しちゃ駄目、ノリノリでスリルあるハントは必見。
序盤の富裕層の何かのお遊びなんだろうなと思わせておいての、
ハントが始まり、メインキャストが殺されながら入れ替わる展開は目が離せない見事な演出だった。
誰が味方で誰が敵なのかが解らないスリルを、視聴していてキャストと共感出来て画面に引き付けられる。
中盤になかなかのおばさんとおっさんのメインキャストで固まった時は映画として攻めてるなと、面白かった。
映画のピークとしては序中盤までで、全容の種明かしもギャグみたいな勘違いでチープすぎて肩透かしだし、最後のキャットファイトもやっぱりアメリカ映画はアクションでどうしても締めたいんだなと、序盤にあったドキドキ感は皆無で無感情で観戦。
おそらく序盤のメインキャストを固定しない演出をやりたくて作成された映画で、ハントの理由とかは後付けなんだろうけど、それでも序盤のノリノリな感じは秀逸すぎる。
真犯人の顔が初めて映った時の「誰?」感もなかなかに衝撃だった。
見方と評価の仕方を間違えちゃだめ
設定的にも内容的にもアクションスリラーとかって分類をするしかないのだと思うのですが、そういう見方をして評価をするのはちょっと違うと思います。 恐怖感が足りないとかリアリティが足りないとかそういうことじゃないですこの映画は。そういう視点だけで見たら完全にB級映画だと思います。映画好きな人は気付くと思うのですが、この映画そもそもその方向性で作ってないですよね。 内容としては、こういう映画なんでしょ?をサラッとひっくり返してくる意外性がありおもしろい。 貧富の差や人種差別、SNSの誹謗中傷など、諸問題や思想に対する社会風刺も垣間見える場面があるけど、そういうものにも走らず「まぁ知らんけど」みたいな感じで簡単に蹴っ飛ばしてきます。なんとも痛快です。非常にコミカルでシニカルなエンターテイメントになっています。ある意味玄人向けの映画かもしれません。 とてもおもしろかったです。もっと評価されていい映画だと思います。 映画観てて久しぶりにまだ終わらないで〜短い〜と思いました。
設定が、ブレブレでは?
2020年(アメリカ)ジェイソン・ブラム製作。監督・クレイグ・ゾベル。
口輪をくわえた人間が12人。
なんと言う恐怖の設定・・・とワクワクしたら、足は自由、手も自由。
直ぐに口輪を外す鍵が見つかって互いに、口輪は外される。
(この設定をもっと活かしてほしかった)
拉致された12人の1人、エマ・ロバーツ。
白い高そうなブランド衣装で、どっから見ても、あなたがセレブ!!
他の11人もエリートか、並クラス以上の白人でウスノロにもならず者にも、
貧乏人にも見えないのだ。
《セレブが趣味と娯楽を兼ねて、家畜のように人を殺す?!》
確かに、銃で頭をぶっ飛ばされたり、穴に落ちたら釘が胴体を貫通する・・・
しかし、そんなに怖くはない。
ジリジリと恐怖を盛り上げる演出が下手である。
いきなりアーカンソー州のドラッグストアとか?
ここは何処?クロアチア?とか、なんの必要があって?
瞬間移動か?
主人公は中盤で分かる。
ノーマークの人物で意外性はある。
主人公はメチャクチャ強くてカッコいい!!
ここは満足する。
ただし、一番盛り上がるのは黒幕と主人公のタイマンのアクション・シーンなのだ。
なんだか結局は、一番の見せ場は一対一の肉弾戦か?!
という訳で、「人間狩り」の設定がブレブレのアクション・スリラーでした。
(トランプ元大統領が、クレームをつけるほど、危険思想でも、残虐でもないのだった)
舐めてかかった相手がヤバかった系スリラー
森の中で目を覚ました12人の男女が次々と殺害される。しかし、ある参加者のスキルによって主催者の予期しない展開が始まり…。
政治風刺が議論を呼んだ作品だが、純粋に舐めてかかった相手がヤバいやつだった映画としての娯楽度が高い映画。その手の作品が好きな人は楽しめます。
軽い気持ちで見たら めっちゃ面白かった
タダなので「ブラムハウス」ならある程度は見れるだろうと
軽い気持ちで見たら めっちゃ面白かった。
主人公のクリスタルがマジカッコいい
あ、主人公は誰か全くわからないで見た方が面白いですよww
米国版GANTZ?えっ?この人が主人公じゃないの?
そんな感じ。
いきなり農場っぱい場所に放り出される、鍵付きのさるぐつわをされた男女の数々。
そして何故か?武器と子豚の詰まった木箱が。
そしてみんなそれまでの記憶がないの。
そして、また何故か?
見えない敵?に一人一人と狙撃され死んじゃうの。
他にも対人地雷等のトラップも仕掛けられているの。
出てくる人出て来る人誰もが、お話を引っぱっていく主人公って思っちゃうの。
状況的にもルックス的にも。
ところが、みんなみんなあっさりと死んじゃうの。
『GANTZ』で言えば二宮クンと松山クンがいきなり出落ちで死んじゃうみたいな。
そんな感じの映画でした。
序盤から三分の二までの殺し合いの展開は面白かったのですが、以降の謎解きは、ややグダグダな展開でもうひとつ楽しめませんでした。
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