「優しすぎるモサド工作員…」ザ・オペラティブ ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
優しすぎるモサド工作員…
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マーク対象の男性と本気で恋に落ちたり、自分の任務のせいで、人が死んでしまうことに悩んだり、普通の人間なら当然なのだが、元々工作員ではないところを突貫で育成されたからなのか、プロの工作員には成りきれず、逆に組織から命を狙われてしまうことに。使うだけ使って、用済みになったら切り捨てる組織であるモサドの怖さも伝わってくる。イランといえば酒や女に厳格なイメージだが、実は隠れてやってるというところが新鮮で、どのくらい現実なのかと思った。残念なのはラストが尻切れトンボだったこと。彼女もそうだが、彼女をこの世界に引き込んだことに責任を感じて庇うハンドラーもこの後どうなったのだろう。丁寧に描いてきただけに勿体ない。
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