「アニャとミアゴスのコメディエンヌとしての可能性」EMMA エマ ケンイチさんの映画レビュー(感想・評価)
アニャとミアゴスのコメディエンヌとしての可能性
イギリスの女流作家ジェイン・オースティンの名作小説の映画化ですね
これは三国志とか忠臣蔵、源氏物語などと同じく「ネタバレ推奨」な作品ですよ
ストーリーやキャラクター、時代背景、お国柄等がわからないと作品の真価がわからない系の作品です
本作は少々コミカルな仕立ての『エマ』ですよね
まず、ロケ地や衣装の圧倒的な美しさは眼福!
そしてアニャ・テイラー=ジョイは…なかなか良い!
個人的な印象ですけど、アニャに限らずミア・ゴスとかビル・ナイとか、コメディ作品出演の印象が薄い俳優さんたちが大活躍してて、これが意外に良いんです
(あ、そう言えばビル・ナイは確かラブ・アクチュアリーとかにも出てたっけ)
コメディドラマや恋愛ドラマを得意とする俳優さんは他にもっといると思うし、本作もそういう俳優さんたちが演じた方がしっくり来るのかもしれません
しかしオースティンの名作「エマ」は今までに何度も映画化・ドラマ化されてますから、王道パターンはそちらに任せれば良いではないですか
賛否両論あるかもしれませんが、こういうのだって見たいですよ
アニャのコメディエンヌとしての可能性、すごく感じました(ミア・ゴスも)
そういう路線の作品にもっと出ればいいのに(ミア・ゴスも)
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