「【アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスの限りなく素に近い姿を愛でる作品。】」EMMA エマ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスの限りなく素に近い姿を愛でる作品。】
■イギリスの小さな町で暮らす、エマ・ウッドハウス(アニャ・テイラー=ジョイ)。
容姿端麗で利発、そして裕福な彼女は、女王様気取りで周囲の恋のキューピッド役を楽しんでいた。
しかし、いくつかの失敗から自身の欠点を認識していくうち、彼女はずっとそばにあった愛に気づき始める。
◆感想
・ジェーン・オースティンの小説「EMMA」にほぼ忠実に描かれているので、内容は割愛。
■今作の魅力
・アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスに尽きると思う。
・ご存じの通り、アニャ・テイラー=ジョイはシャマラン監督の「スプリット」でデビューを果たし、その後もミステリアス系の作品で強烈な印象を残す女優さんである。
ー 少し前であるが「ザ・メニュー」「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」そして余り話題にならなかったが「サラブレッド」でも強烈なインパクトを見る側に与えた女優さんである。-
・同様にミア・ゴスも、ホラー映画で、その存在及び演技を強烈に示してくれている女優さんである。
ー つい、最近公開された「Peral パール」の渾身の演技は凄かった。-
<今作は、ビル・ナイが出ている事もあったが、兎に角、アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスが出演しているという理由だけで鑑賞した。
お二人とも美しいのであるが、所謂絶世の美人と言う訳ではなく(ホント、スイマセン。)だが、個性的な美しさを全面に出して女優業を行い、結果を出している点に魅入られるのである。
だって、アニャ・テイラー=ジョイのあの大きな眼と、ミア・ゴスのどこにでもいるような美人さん(重ねて、スイマセン・・。)が、スクリーンに映し出されると、それはそれは魅力的なのである。
そんなお二人が正統的英国恋愛映画に出ている点で、もうバッチリなのである。>