「アニヤ・テイラー・ジョイがジェーン・オースティン文学を華麗に!!」EMMA エマ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
アニヤ・テイラー・ジョイがジェーン・オースティン文学を華麗に!!
英国の古典文学の伝統的・良家子女の婿取り嫁取りストーリーを
アニャ・テイラー・ジョイの圧倒的な美しさで、
高慢と傲慢を鮮やかに描写した。
この映画は丁度コロナ禍と重なり、日本未公開です。
なぜか、ケーブルテレビのムービープラスで放映されたのを鑑賞。
ゴールデン・グローブ賞でアニャが主演女優賞にノミネートされる。
またアカデミー賞では衣装デザイン賞にノミネート。
可憐で華麗な衣装、
手の込んだ髪型、
美しく前衛的な帽子、
本当に衣装は最高に前衛的かつトラディショナルでしかもゴージャス。
目にご馳走でした。
美しい英国の田園風景、
素晴らしい邸宅、
豪華で美味そうなアフターヌーンティーのテーブル。
イギリステイストにヨダレが垂れました。
良家の子女の駆け引き・打算・浅はかな計略・・・
EMMAの自信と打算そして傲慢さ。
ラストではそれが結局は丸く収まる。
常に近くにいたジョージ・ナイトリー(ジョシュ・オコナー)
ジョージの屈折した優しさや聡明さそして優柔不断も見所でした。
アニャ・テイラー・ジョイの貫禄・美しさ・演技、
すべて申し分なくて5回映画化された『EMMA』の中でも最高との
評価になっています。
興行的にもまずまずの成績。
Netflixでももう配信されておらず、大変残念です。
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