映画 文豪ストレイドッグス BEASTのレビュー・感想・評価
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やっぱりもとの世界線が好きだけど
実写で見ると、こういう人現実にいそうだな…という感じがするので楽しいです。
どうなっても芥川さんと敦くんは戦う運命にあるし、出会い方が違ったら友達になれるかも…っていうifの話だからこそ!を、真面目にやってくれたのが嬉しい。
大切な人(織田作)の幸せのためなら自分が死んでもいい、っていう太宰さんの本音が最後に少し見えて、その流れで、あのビルから落ちるシーンが出てきて、この映像がここで出てくるか…という演出に感動したままエンドロールを眺めてました。
次につながる伏線もあって、次はアニメか舞台か、楽しみです。
原作読んでる人は泣きます
アクションが良い!
・芥川君、敦君のバトルシーン
羅生門がカッコよく
月下獸は震えます
・そして織田作。。。。
天衣無縫やっぱ最恐!
コレ誰も敵わないでしょ。。
ボロ泣きシーン
原作読んでる人は
ルパンでの太宰さんの会話に
泣くのではないでしょうか。。
織田作に銃を向けられた時の
あの何とも寂しそうな言葉
思い出しても泣けてきます
アニメが良いかも知れない
◉痩身の青年群が駆ける
文学作品のタイトルやイメージを異能=超能力にした着想は、ギャグ的な笑いも含め確かに面白い。前作の「デッド・アップル」のシュール感に惹かれて、今回も観賞。
ベースはヨコハマを舞台にした闇の組織の抗争劇。その中で、命懸けの戦闘に身を晒す文学青年たちは皆、痩せギスの魅力的な存在でした。
◉世界の規模
物語を構成する世界と、物語に直接に関わらない周辺まで含めた大きな世界のバランスで、ファンタジーは出来上がっていると思います。作品によっては周りが描かれず、必要な要素が示されて、筋書きがとっとと進んでいく。
文ストもその範ちゅうのファンタジーで、舞台はポートマフィアと武装探偵社にほぼ限られていて、ヨコハマの街中や他のグループとかは出てこない。
こうした作品の場合、第一作のデッドアップルみたいなアニメの方が良かったのではないでしょうか。実写はどうしても、回りに目がいったり、現実と見比べてしまう。アニメなら心に覆いみたいなものがかかります。
異能の表現については、「羅生門」の技に幾つもバリエーションがあるのはかなり愉しめたけど、中島敦の虎や泉鏡花の夜叉白雪はいかにもお粗末、芥川の歌舞伎じみたメイクや顔の動きも鬱陶しかった。
別の世界の異能者が、世界の上書きを狙う次回作があって、そのテーマには期待してしまう訳です。やっぱり、前回で激情も鎮静も巧みに表現していた、スタイリッシュなアニメでお願いしたいかなと思いました。
だんだんはまってくる
役者さんのプロモーションビデオをつなぎあわせたような構成なの。
ストーリーを追ってるけど、それよりキザなシーンを重視してる感じ。
そこが最初違和感あるんだけど、だんだんはまってきて面白かったよ。
冒頭で芥川の仲間がやられちゃうんだよね。
殺されちゃったのかな。何故か芥川と妹だけ生き残ってたけど、同じようにやられてたよね。
それで芥川が自分の中に潜む凶暴性を抑えられなくて『羅生門』で敵をやっつけるんだけど、これ、仲間が殺される前に羅生門発動すればいいよね。
そして四年半の時が流れ、芥川は武装探偵社に入って、ポートマフィアのところにいる妹を救いにいくと。芥川-中島敦、織田作-太宰で対立があって、どうも太宰に色々と深い考えがあるみたい。
「泉鏡花ここではやっぱり女だ!」「『金色夜叉の弱点は把握していました』ってそりゃそうだろ。作者の設定に無茶があんだよ」と思って観てると最後に「ここは織田作が生き残って小説を書いている唯一の世界」と可能性世界(パラレルワールドみたいなもんだね)の種明かしがあって終わり。
芥川が妹を救い出そうとするときに「こんなやり方じゃ駄目。兄さんはいつもそう」っていう話になって「兄さんの行動がベストだったと私を納得させて。あそこで体勢を立て直して復讐計画を練れば良かったのに」と詰め寄られるんだけど、ベストなのは仲間が殺される前に羅生門発動だと思うんだけどそこはスルーか。
エンドロールの後で続編匂わせで終わり。これは続編あるだろうな。
2.5次元の映画としては《刀剣乱舞》が2.5次元という括りを外して観ても面白かったんだけど、これはそこまでいってない。でも坂本浩一監督だからアクション見事だし、ちょっとキザなシーンはクセになるから、続編観に行こ。
羅生門
原作は無料サイトなどでチラッと読んだことがありますが、舞台版は未完で鑑賞。
アクションの立ち振る舞いやカメラワークなど、監督が仮面ライダーや戦隊ヒーローを担当していたのもあり、特撮味があって個人的にはとても好きでした。室内で戦っていたのに場面転換と同時に屋外での戦闘になるのもハチャメチャですが遊び心があって良かったです。
他にも銃で撃ったり、剣で切ったりした際にしっかり血飛沫が飛んでいるのもこの手の作品では省かれそうな部分をしっかり逃げずに描いているのにも好感を持てました。
役者の方々も舞台出身の方々が多いのもあり、ダイナミックな動きを画面いっぱいで楽しめました。CGもちゃっちいといえばちゃっちいんですが、仮面ライダーでのCGを見慣れているので、そこまでま違和感は感じませんでした。小説が自身の異能になるっていう設定は斬新で良かったです。正直、元ネタの範囲を飛び出しまくっているなぁとは思いましたが笑。
ただ、ストーリーはやや単調で、70分くらいで描けそうなマフィアとの抗争やら仲間内でのゴタゴタを引き伸ばしているのもあり、後半はかなり退屈でした。アクションも前半で出し惜しみないくらい出してしまったせいで飽きが来てしまったのも痛いです。ラストも漫画やアニメ、舞台などの他のコンテンツに繋げたいんだろうなという終わり方でしたし、一本の映画としてしっかりまとめて欲しかったなと思いました。お粗末。
鑑賞日 1/8
鑑賞時間 12:10〜14:15
座席 E-10
アクションは良かった
実在の文豪の名を持つ登場人物たちが現代ヨコハマで繰り広げる異能バトルを描いたもの。
貧民街の路地で生活してる孤児・芥川龍之介は、妹の銀や仲間たちと今日がやっとの日々を送っていた。ある日大金を見つけた際、ポートマフィアに襲われて、妹の銀を拐われ、川岸で餓死寸前に陥っていたところを拾われた芥川は、武装探偵社で働き始めた。そんな彼の前にポートマフィアの中島敦が現れた。芥川は妹を救い出せるのか、という話。
文豪と同じ名前の登場人物なので覚えやすいのは有るが、ただそれだけ。
アクションはなかなか迫力あった。
芥川役の橋本祥平の顔が面白かった。
太宰は死んだのか?俳優の顔が覚えきれなくてそこがよくわからなかった。
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