「究極のセラピスト映画。北欧の美しい原野で繰り広げられる白昼夢の様な祝祭・儀式はいつ参加(鑑賞)しても飽きませんな。」ミッドサマー ディレクターズカット版 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0究極のセラピスト映画。北欧の美しい原野で繰り広げられる白昼夢の様な祝祭・儀式はいつ参加(鑑賞)しても飽きませんな。

2020年3月15日
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鑑賞方法:映画館

①ディレクターカット版ということで、サイモン・コニー・マークが殺されるシーンが出てくるかと思ったら、更なる伏線シーンが殆どだった。初めて観る人にはこちらの方が分かりやすいかもしれない。②オリジナル版の時には、「冒頭で家族を失ったダニ―が、最後に新しい家族を見つける話」と書いたけど、今回ラストのダニ―の笑顔のシーンを見ていたら、抗不安剤のお世話になっていて何かショックな事があるとすぐパニック発作を起こすダニ―(だからクリスチャンにウザいと思われていた訳だけれども)が、儀式の最後に喚き、泣き叫び、笑い狂うコミュニティの人々を見て、「私、変じゃなかったんだ」とやっと安心出来た笑みだったとも解釈できる。

もーさん