「2020年 13本目 ★★★★☆「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です」」ミッドサマー ディレクターズカット版 メザシのユウジさんの映画レビュー(感想・評価)
2020年 13本目 ★★★★☆「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です」
「落ち込んだりもしたけれど、わたしは元気です」て映画だった。ハッピーエンドで心がホッコリするラストだった。ヘレデタリーにも通ずる「祝祭感」。
ミッドサマーは、主人公が両親を亡くしたアメリカでは画面も暗く、誰も彼女に同情しない。それが、スェーデンに行ってからは白夜で晴れ渡る空、美しい花々、そしてすべての感情や感覚を共感してくれるコミュニティ。
地獄を経験して、さらに上いく地獄を突破したら案外良いとこに辿り着く。大切なのは、理解し合える仲間。
この映画は「恋を叶えるドキドキ黒魔術」のやり方を教えてくれる映画だった。「なんで、この人のジュースだけ色が違うのかなぁ」って理由に気付いた時にはもう恋のトリコだった。あのシーンは腰抜けた。
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