「65点」青くて痛くて脆い まぁと@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)
65点
映画評価:65点
とっても気持ち悪かった…。
こういう(楓みたいな)人、私の周りにも沢山いました。
自分では何も踏み出さないのに、
他人の揚げ足ばかりに一生懸命になり、
あげく自尊心だけ何故か高い人。
どこの環境にもいました。
確かに気持ち悪かったけど、
でも本当に彼らが悪かっただけなのでしょうか?
どの環境においても、
カースト上位層がいて、
そこのグループに入れなかった人は
どうやって自身をアピールするのでしょうか?
野党みたいに揚げ足を取ることに一生懸命になる?
それとも誰にも見つからないように細々と生きる?
そうなんです。
そっちが普通なんですよね。
なりたい自分になれる人って、
それをさせてくれる周りに助けられているだけで、
傷つかない前提があったりするんですよ。
絶対にふられないなら、
好きな人に告白するじゃないですか?
ふられる可能性があるから、
告白(なりたい自分)できないんですよ。
その気持ち悪さと悔しさを、
これでもかと映像化してくれたのが
この作品です。
面白いかと言われたら、
そんなに面白くはないけど、
この作品自体は素晴らしいものです。
唯一無二の武器を携えています。
ドキュメンタリー映画を見ている感覚です。
面白くはないけど、考えさせられる的なやつ。
あとタイトルが惜しいなと感じました。
「脆くて、青くて、痛い」だったら
タイトル100点だったのになぁ。残念。。
恐らく狙ってなかったんでしょうね、、
狙っていたら上のタイトルになりますから。
本当に残念。
上のタイトルなら、
頭文字を取ると「も・あ・い」になるんですよ。
今のだと「あ・い・も」くぅ~、惜しい。
【2025.9.2観賞】
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