「騙したのは誰か。」のさりの島 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
騙したのは誰か。
空気感は最高。設定は魅力的。キャストもハマってます。時間感覚、大好き。ウソくささも胡散臭さもない展開とオチ。画は丁寧。人っ子一人の姿もないアーケードとか郷愁感、滲みまくり。
この何も起きない具合とか素晴らしく大好き。
ところがですよ。何か足りねー!
将太と婆ちゃんの人格描写よね、足りないのって。やり過ぎれば全てをぶち壊すけど、2人の内面描写を演技そのものか、別物で象徴するとか、映像で表現するとか。
婆ちゃんは全てを見透していた、的な描写はありますが、将太の方は明らかに不足な気がしました。将太の方が婆ちゃんに騙されてるんですけどね。そこが伝わり難いってのは惜しいです。
いずれにしても、欧州的な空気感が良かったのと、ブルースハープの音楽は最高にイカしてました。
コレは結構、好き。
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asicaさんのコメント
2021年8月11日
というわけで レビュー書けないくらいなんですよ。
のさり って 名詞にして使ってるんだけど 普通は のさる っていう動詞で使うんです。そこは違和感ありました。しかも食べ物に使うのが一般的。若い子はもう使わないですね、理解も私くらいがギリかも。