「タイトルなし」凪の海 Shiroさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
ずーっと暗い重い。
『ここはどこも行く所もない..』って田舎の漁港での生活自体を否定し、街へ出てこそ..という感覚が宇和島の方にちょっと失礼に感じてしまった。
登場人物のそれぞれが、それぞれの生き方・考え方をいちいち否定しあってしんどい、そこまで重大な悩みでなさそうだし、自分で何とかできないかなぁ?
私なら身内でもないのにそこまで口だししてほしくない。
冒頭のバスで嘔吐しそうになり、バス停じゃないとこで降ろしてバス去ってくとか、真っ白シャツ着た元奥さんの胸ぐら掴んで
ドロッ泥に汚すとか、村の祭りで歌います!言うといてイントロ繰り返しやっぱ無理と舞台降りるとか、とってつけたような陰鬱感の演出にちょっと苛立ち。
誰か一人でも感情移入できる登場人物がいてほしかった。
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