「恐怖の正体」透明人間 SP_Hitoshiさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖の正体
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飛行機の中で鑑賞。
はじめ、透明人間は本当は存在しなくて、主人公の精神世界を描いてるのかなー、と思ってたので、実際に透明人間がいた、という展開は意外だった。
透明人間スーツはけっこう映像的なリアリティがあったが、あの光学迷彩的な仕組みだと実際にはあそこまでの解像度の透明にはなれないんじゃ…、と野暮ながら思ってしまった。
主人公の「恐怖」の演技に鬼気迫るものがあり、そこが良かった。また、自分だけが見えているものがあり、どうしても他人にそれを信じてもらえないって、ほんと絶望しかないよなー、って思う。たとえ自分が絶対に信じられないようなことだとしても、他人が真に訴える言葉には真摯に向き合うことは大事だと改めて思った。
恐怖って、「未知のもの」「分からないもの」に対するものでもあるけど、誰にも理解してもらえない、という状況に対してのものでもあると思った。
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