「透明人間のくせにビジュアルが格好いいってどういうことだ!」透明人間 suidenさんの映画レビュー(感想・評価)
透明人間のくせにビジュアルが格好いいってどういうことだ!
ネットフリックスのお勧めに出てきたSFスリラー。
なんか地味なタイトルだな…と思いつつ見てみたら思いのほか面白かったです。以下が推しポイント。
【不気味×ハイ・テクノロジーな、透明人間のビジュアルが格好いい】
「透明人間」なんてお題、1900年代も2000年代も描き方変わらんやろ……と思っていたが、納得の令和最新版透明人間でした。透明人間のくせにビジュアルが格好いいなんてなんて勿体ない!
【展開が盛りだくさん、ゆえにスピーディーに色々進む】
主人公が、恋人であるサイコな天才科学者の家を逃げ出すシーンから始まり、場面を二転三転しながら話が進む。SFだったりアクションだったりサイコホラーだったりと、いろんな要素がもりもりになっている2時間なので、結構テンポよいです。
【緊迫感のあるカメラワーク】
お題が透明人間なので、「どこにいる?どこから襲ってくる?そもそもいまこの場所にいる?」的な緊迫感のあるシーンが多いんですよ。それを盛り上げてくれるのが、主人公と一緒に周囲を見回すような、索敵するようなカメラワーク。
見ているこっちの視点としては「あーっ!きっと後ろからくるよ!危ないよ!」というテンションじゃなくて「えっ、まじでどこ?居る?どこ?」という気にさせてくれるので、映画に入り込む気も高まります。
皆さんもメンヘラ天才光学研究者には気を付けましょう
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