「音使い」透明人間 Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
音使い
音使いとカメラワークが
怖さをどんどん引き立てますが
ホラーとしては、お化けではないので
人が怖い系のサイコサスペンス的な映画でした。
エイドリアンという旦那から、全てを管理される、支配されている状況下に置かれていたセリシアが家から逃げ出してお話はスタートします。
妹の友人の警察の家に逃げ込んだが
後日、エイドリアンが死んだという話が舞い込んできたが、彼は死んでない、そう仕向けてるだけと、セリシアは思っていたけど
彼の弟が兄は死んだから遺産を受け取る手続きをさせにきます。
彼のしわざ、彼のしわざとなにもかもエイドリアンのしわざというが、次々ひセリシアのせいにされるように組み込まれています。
それすらエイドリアンのしわざだと、セリシアはずっと言ってました。
透明人間になれる気持もちわるいカメラがいっぱいついたスーツをエイドリアンは開発していて、ずっと死んだと言われてたのに、生きてることを弟がほのめかしてきます。
エイドリアンと弟はグルで、セリシアを家に戻すために2人で手を組み色々なことをしてたようですが
スーツでずっと彼女を追い回したりしていたのは弟でした。
妹にありもしないメールを送られて絶縁させられてしまったが、後日話をしてる時、真実を伝えてたら
妹さんの首が突然包丁で切られ
その包丁が瞬時にセリシアの手にもたれます。
ゾクゾクと狂ったセリシアに仕向けられてしまいます。
彼女が狂ってると世間が見えるほど、
まんまと次々に狂っているようにされてしまいます。
撃ち殺した後にお面を取った姿が弟だったからそうなったのですが、肝心のエイドリアンは、家の地下室で監禁されて出てきます。
お金持ちのエイドリアンだったので
今までお金目当てで近寄ってきた女はたくさんいたようで
遺産目的の弟の仕業だったのか、本当にエイドリアンがこれすらも仕組んだのか。
それはエイドリアンが弟を洗脳しているからとセリシアは言ってました。
最後彼の家へ行き、話をするセリシア。
停めさせてもらってる警察官に
盗聴器で全て声を聞いてもらえるようにしていきました。
俺は君を全てわかっているのは僕だと、言って
今回は弟に全て仕組まれた、僕は被害者だみたいな顔をずっとするエイドリアン。
涙していたセリシアがトイレで化粧を直したいと席を立ち、しばらくすると突然、エイドリアンの首がナイフで切られます。
その直後トイレからセリシアが走って
狂ったように悲鳴を上げながら救急車を呼びます。
その後部屋から出て、お世話になっている警察にあったとき、まるで冷静な顔で、彼は自殺したわ。というセリシア。
カバンの中には透明人間のスーツ。
このとき、狂ってたのは彼女だったのか?!とよぎってしまうほどでした。
実際、映画の中でエイドリアンの悪態のシーンがあまり出てこず、弟の失態が多かったので、モヤっとさせる作戦なのでしょうか?
セリシアは最後までエイドリアンが全て仕組んだと言ってました。
ですが最後はセリシアの作戦により、エイドリアンが自殺したと仕向けることに成功しました。
狂っているのはだれなのか。
裏テーマなどいろいろあるようで
これからいろいろ解説見て見ます。
ハラハラする作品で、首切れて血のシーンとか
万年筆で腕を切るところとか具合悪かったですが
見てよかった作品でした。
割とみやかったです。そんなにグロない。