「建物のキャスティングまでもすばらしい」透明人間 maruさんの映画レビュー(感想・評価)
建物のキャスティングまでもすばらしい
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他者にとっては、ヒロインが本当に狂ってるように見えてくる。カメラワークも見せ方も絶妙。透明人間へのなり方も現実に使用されている技術を応用していて、本当に見ごたえがある映画。
(映画を観てるなぁ)と思わせてくれる、満足のいく一本。
テーマ性もアメリカ文化にはすごく合っているんだろうなーと思いながら、キャスティングも絶妙で、無駄のない画の連続で、観ていて(ストーリーは別として)気持ちよかった。
冒頭の「海沿いの建築物」の外観、内観が、彼氏の異常性を語っている。あの不気味さや独創性が、映画の世界観をスタートさせる、すばらしい「建物」のキャスティング。陰の立役者はあの建築物だと思います。
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