「久々に映画らしい映画を観た!!」透明人間 hayataさんの映画レビュー(感想・評価)
久々に映画らしい映画を観た!!
1897年イギリスの小説が原作で、1933年に映画化されたリブート作品です。
ここから先はネタバレ含みます。(+_+)
高評価の理由ですが、
①予測した展開を見事に裏切られ、話の結末を知りたくなる!
②ミステリアスで、ちょいとSF、アクションもあって飽きない!!
③なにが正義か悪か、考えさせられる!!
ストーリー(ネタバレ含む)
主人公のセシリアが、夜を共にした男から逃亡するとこから話が始まります。
精神異常者のような様子から、一体何から逃げようとしてるのか展開が気になる気になる。。
どうやらセシリアはその男にひどいことをされて大きな心の傷を負ってしまった模様。
そしてその男はエイドリアンといい、"光学研究の先駆者"ということが判明します。
そして、エイドリアンが自殺したという報告を受け、安心してるのか、それとも依存性があって悲しみに暮れているのかわからない表情もなにか謎めきを感じます。。
セシリアはエイドリアンのトラウマから逃れるために、警官である妹、友人の力を借りて社会復帰を目指します。
しかしながら、エイドリアンが近くにいるかのような怪奇現象が何度もあり、セシリアは彼がなんらかの方法で姿を消していると主張しますが周りに理解されないまま、ついに孤立してしまいます。
自分はこの時点で、精神世界での架空の人物が実在するかのように描く定番の展開なら下作だと見ていましたが、どうやらそうではなさそうです。。
主人公を精神的に追い詰める出来事が、その透明人間となったエイドリアンの仕業なのか、トラウマによるものなのか、徐々に明らかになり、ようやくその証拠となるアイテムのスーツを発見。。
しかしながら、その証拠を警官の妹に提示しようとしたところ、透明人間が妹を刺殺。セシリアが殺人したように仕組まれます。
とうとう主人公も諦めて死を選んでバッドエンドか、、、、というところが映画の中盤あたりで、こっから怒涛の逆転劇開始。。
果たして透明人間は存在するのか。そして本当の黒幕は??
うまくまとまったのでここまでにしておきます笑