「一度生まれた復讐の炎は消すことはできない」透明人間 たかやさんの映画レビュー(感想・評価)
一度生まれた復讐の炎は消すことはできない
クリックして本文を読む
死んだはずの夫は、透明人間として私を襲う
はじめに、この作品はホラー作品だと私は知らずに
透明人間となって人間をどのようにして、存在を証明するのかと言う話だと思ってた
「恐怖は、ある日突然生まれる」
まさに、本作は、それを体現したような作品であった
個人的に良かったと思えるシーンとして、
目に見えない恐怖が襲う
同じようなことをしていたクワイエットプレイスよりも、手に汗握る作品であった
やはり、人間にとって一番の恐怖とは、身に見えないもの
正体不明な「何か」だと再認識した
さらに、主人公を孤独にするために、行われた様々な残虐な行為
個人的には、妹を殺害したシーンは、かなり驚いた
主人公を演じた女優の演技力
最後に旦那の死体シーンを見て、かなり同様し、119に電話するが、終わった後の豹変ぶりに背筋が凍った
実際に、目に見えない何かが襲っているのか、それとも主人公が恐怖でおかしくなったのか
それが、終盤までわからないと言うところが、本当に上手く作られているなと思った
最後に、壮大なネタバレだが
今回の話で透明人間になって主人公を襲っていたのは夫ではなく、その兄だとなっていた
僕の考察だと、弟の財産を奪うために主人公をわざと貶めていたのではないかと思われる
そして、主人公もおそらくその線を薄々感づいていたが、長年の恨みを晴らすべく、妹を間接的であるが、殺したのを夫のせいだと自分に言い聞かせ、透明化して夫を殺して、全てを終わらせたのではないかと思われる
コメントする