大怪獣のあとしまつのレビュー・感想・評価
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クソ映画オブザイヤー
2022年のこんな早い時期に今年イチの駄作に巡り合うとは思いませんでした。 設定は良いのですが監督と脚本の力量が伴っていないので中身のないスカスカの自己満足の作品です。 物語の中心に怪獣を置いたシンゴジラのような群像劇を描きたかったのでしょうが内容にリアリティも説得力も感情移入できる要素もないのでただただ薄っぺらい。 それを誤魔化すかのようなお寒いコメディ要素。公開初日だというのに劇場内クスリともしてない。 ラストに関してはしょうもないちゃぶ台返しのような結末。ここに至る2時間に渡る展開を皮肉として捉えるにはあまりにも下品。こういう結末にせざるを得ないほどに力量がない。にもかかわらず勝手に期待して逆に申し訳ないです。 怪獣よりもこの作品の後始末のほうが現実においては深刻です。合掌。
駄作。
予告を見て期待してた。 しかしながら、こんなにグロくて、はちゃめちゃなストーリーだと思わなかった。 インバウンドを推進する行政への批判でもしたいのか? コロナ禍の中で、緊急事態宣言をする行政への批判? 某野党の議員へのアンチテーゼなのか? 2時間とてもイライラしてしまった。 豪華な役者の無駄遣い。 決して誰にもおすすめできない映画だった。
名前の通り腐った映画でした
予告からこれは面白い特撮映画が来た!と公開まで楽しみにしていました。 人類と怪獣の死骸とのリアルな戦い。国や政治目線でこの緊急事態にどう対処するのか。 長年疑問だった怪獣の後処理について遂に解き明かされるんだとシン・ゴジラそして今年公開のシン・ウルトラマンに合わせてより一層楽しめれるかなと思いましたが、全くそんなことはありませんでした。 リアリティの欠片も無い。 終始面白くないやり取りで本当につまらなかった。 全く要らない恋愛要素に吐き気がしました。 グダグダした適当な茶番劇はまだいい。 ラストのオチが最悪でした。 話が進むにつれて、頼むからあの終わり方にはしないでくれ!!と願っていましたが………。期待を裏切られて寧ろ詐欺じゃないかと肩を落として帰るお客さんが多数いました。 この映画の後始末は誰がするの?
意味不明なキスシーン
今日見て来ました。
発想はとてもいいと思うのですが、ギャグコメ映画なの?シリアス映画なの?と思う。どちらかにハッキリ決めて作って欲しいと思う。どちらともつかない中途半端な作品に感じる。
前半に何度か出てくるキスシーンと、それによって連想させる人間関係は何か意味があるのか?
SEXがどうだとかのジョークはいらない。
その二つによって子供に見せづらい作品になっていると思う。この映画の観覧対象は大人?
一本だけ違うキノコが生えているというギャグは個人的にはサイコーに面白かったが、二度続けて同じギャグで二回ウケようとするのは安易。二度目のは必要ないと思う。あのギャグは最初の一回だけにしといた方が…。あれは女の人が言うから面白いんだと思うけど。
最後の山田涼介が土屋太鳳を手で制止して変身するシーンはシリアスでカッコ良かったがが、変身に使う道具がスマホなのはいただけない。地球防衛軍の戦闘機(?)とヒーローを実体を見せずに影だけで描いてるのは、想像力をかきたてる良い表現方法だと思う。
総合すると、面白くない事はないが、とびきり面白い事もない、とてもいい発想だけどあまり練らずに作った、不要な下ネタと意味の分からないキスシーンを何度か盛り込んだ、男子は土屋太鳳にときめいて、女子は山田涼介にときめく、中途半端な映画だと思いました。
でも個人的にはそんなに嫌いじゃない映画です。
2作目に期待。
土屋太鳳のキスシーンの相手がうらやましい(笑)
酷い映画。2020東京五輪の閉会式を思い出した。
公開初日に鑑賞。 公開前から、豪華キャストかつ松竹、東映共作で面白そうだと思って期待をしていた。 しかしながら、オープニングのCGでこの映画はダメだと感じた。 開始3分の土屋太鳳の教室のシーンで1,200円払ったことを本気で後悔した。 この映画を通して、作り手が何を伝えたいのかさっぱりわからない。 この期待の裏切られようは、まるで東京五輪の閉会式のようだった。 しかもストーリーが下品すぎる。 最後の結末も訳が分からなかった。 唯一の救いはナレーションの心地よさ。 安っぽいCG、はちゃめちゃなストーリー、某野党議員のそっくりさんパロディー。 こんなクソ映画に、文化庁の助成金出てる時点で日本終わってる。 主演の山田涼介も存在感がまるで無く、こんな役回りをやらされていることに対し、とても気の毒に感じた。 今の日本のダメなところが詰まった映画だった。
いろんないみでかわいそう
これも宣伝が壮大にやらかして作品を余計なマイナスに引っ張り込んでいる。ふつうに『日本以外全部沈没』みたいな単館系の、っていうか三木聡の怪獣映画パロディって観ればそんなに…ってこともないか、まあ。 いや〜よくこんだけの役者が出たな。というのは三木聡のキャリアからしたらなくはない。あらゆる手を使って顔出しさせるのでいろんなテレビドラマも思い出した。しかし本作はたいして面白くない。ひとえに状況と局面がよくわからないから。脱線は本筋があって脱線なのでなんだかんからない有象無象のギャグはちょっと面白いところはあるけどこんだけ乗れないところが多いとキツい。 宣伝はハッタリかますのはいいけど、あの予告編みて来たら怒るよね、きっと。もっとショボさが魅力、みたいに見せて小さくやっておけば、という中身をこう作ってこう公開してるのはプロデューサーの責任だろう。
嫌いじゃない (追記あり)
怪獣の死体処理をめぐる国家の危機を題材にした特撮コメディスペクタクルと言えばよいか。政治パートは多少の風刺はありつつもギャグに全振り(意図的にサムくしているのだろうが本当に笑えない)。現場パートは構成がバタバタしているものの特撮やセットシーンの迫力は悪くなく(さすが東映)、ドラマも類型的ではあるが見せ場はある。そして、両パートのかみ合わなさやストーリーの矛盾に、劇中のキーワードでもあるデウスエクスマキナがその名どおりの役割を果たす。この強引さ嫌いではない。
まあだれもが思うであろう二番煎じとのそしりをものともせず企画を通した製作陣の勝ちかな。
追記:デウスエクスマキナについて、最初からそれで解決すればというもっともな意見が多いですね。私も前記時点ではそう思ってました。
超人の必殺光線技は怪獣と格闘して最後にしか出せないという後付け設定?をどこかで見た気がします(ゲームかな)。超人の生命が限界近くなり、そのエネルギーが解放される、みたいな。本作のアラタも(アラタとハヤタって似てますね)臨死状態にならないと変身できないのかもしれません。あるいは「選ばれし者」を選んだ者が監視していて、地球人の自助努力が十分でないと力を貸さないとか。(一つの解釈です。作劇的には超人のフォーマットで強引に解決、の方が監督の意図に近いのではと思います)
最初から
最後のヒーローが出て来れば良かったのでは?と言うか、怪獣を倒したのも彼なら、最初から地球外に持ち出していれば?と思ってしまいました。昔の特撮物+親父ギャグが好きな人にはフィットしそうですが、ほとんどの人にはどうでしょう?俳優陣は豪華だし、設定は面白いので、もっと違った展開もできたのではないでしょうか。
帰っちゃった
身を裂かれる激寒だだすべりギャグの絶え間ない差し込みと、余りにもIQが低すぎる話運びに私は今日、上映の途中で---生まれて初めて見るに耐えられずに劇場から逃げ出した。 まさか”怪獣を倒した後の話”なんて実に面白くなりそうなテーマを基軸にして産業廃棄物が出来上がるとは思いもしなかった。 名だたる俳優がこぞって参加して誰一人として面白くないとはどういう事なんだろうか。しかも特別出演?で『パシフィック・リム』でヒロインを演じた女優さんが出てきて、しょうもない作戦を実行するアホを演じていたが、オファーを断れなかったのだろうか。 テーマとジャンルより監督を調べるべきだったと、これほど思い知らされた映画はない。特撮…というより怪獣映画で気になっていた”後処理”をメインに据えられただけで、絶対面白いと勝手に思い込んだ自分も悪いのかもしれない。とりあえずこの作品は『デビルマンには遠く及ばないが、すさまじい駄作』だ。知らなくて済むならそれに越した事はない。 最後に、観賞が辛くてリタイアしたのは、ダムを爆破して怪獣を水で流すとかぬかしてるシーン。この時見てられなくてトイレに逃げ込んでおり、すでに帰宅欲求が8割方心を占めてはいた。それでも僅かな気力を振り絞って劇場に戻れば、スクリーンに映し出されていたのは派手色のアフロ?二人が無意味(作品全体に溢れてはいたが)ダンスをしてる所・・・これがとどめとなり、もうぜんぶ馬鹿らしくなって、そそくさと帰ったのである。 邦画の特撮映画は庵野監督が手掛けたもの以外見ない、ゴーストバスターズ見りゃよかった。
よかったのは設定だけ。それ以外に褒める点が難しい。
大怪獣の死体処理という問題意識はとてもユニークで、確かに!と思わされる素晴らしい設定だと思います。 ただ、本作が残念なのは、その設定以外に全く評価できる点がないのです。 少なくとも私が観たかったのは、空想科学読本のように、とんでもなく巨大な生物の死体処理を、日本国家としてどうするかという点であり、それこそ細かい役人同士のやり取りや、マスコミ・国民対応のようなものでした。とにかく細部のリアリティと、それを通した社会風刺を期待していたのです。 一方、本作はそれとはほど遠く、コメディもよくわからず、リアリティもなく、謎の恋愛要素もあったりと、全く共感できずに物語に入り込むことができませんでした。 俳優さんは実力派ぞろいなので、観終わったあとには気の毒にしか思えません。 あえて言えば、日本社会へのアンチテーゼとも読めるシーンがちらほら見受けられましたが、それも物語に入り込めないせいで、無理して解釈してなんとかというものでした。大人たちが一生懸命作ったものがどうしてこうなるのか分かりませんが、設定のユニークさでハードルをあげ過ぎてしまったのかもしれないですね。私もどうしてもシンゴジラと比較してしまうこともあり、制作の方々にとっては不幸なのかもしれません。 【落ち着いてからの追記】 この映画の最大の問題は、多くの観客の期待と内容にギャップがあることだと思いました。なので、大怪獣のあとしまつはあくまで脇の話で、メインストーリーにはほとんど関係ありません。大物俳優のシュールなコメディをご堪能ください、的な紹介だったら、受け入れられる方も多いかもと思いました。
大爆笑しました。
怪獣退治のエキスパートという紹介で出てきたのが、菊地凛子さんでもうそこだけで3点あげます。
クソ映画というよりは、内輪ネタしもネタ多めのB級映画でした。そこそこ楽しめました。
コメディ映画としてもっと宣伝をして欲しかったし、こういう内容ならもっとコメディな映画にしてほしかった。
予告が面白そうだったのですごく期待をしてしまいました。
一言で感想を言うのならば
全てが中途半端な映画だな。と
特に
大物俳優の無駄遣い
不倫シーンの必要性
オチの雑さ
不倫シーンは本当にいらなかったと思いました。
普通に結婚とかはせず
太鳳ちゃんが山田くんの事を一途に思っている。
で良かったかなと思います。
その上で濱田くんがアプローチをしたり...
みたいな純粋なものでよかったかなと。
わざわざキスシーンや不倫設定はこの内容には全くいらないよねと感じました。
最初に問題が発覚した
ガスについて
これに対して何も進展のないまま
わちゃわちゃ下ネタ寒いギャグのオンパレード
会議のシーンは小学生の学芸会並みに話す人が順番に動く。
という、茶番なシーンが続き
最後はよくわからないスーパーヒーロー的な存在で
あとしまつ。
下ネタや寒いギャグ、意味の分からない例えの説明
こういうのはクスクス私自身はまだ笑えたので
ここだけはまぁ良かったなと思えるところでしたが
結局どういう映画にしたかったのか。。。
疑問を抱きます...
こういう映画ならば
もっとコメディな映画だよ!
と強く宣伝をして欲しかったですし
あとしまつはまさかの!?
ぐらいの予告がほしかったです。
コメディで全然構わないので
あんな雑なオチはやめてほしかったです。。
バラエティタッチのシチュエーションコメディ
2時間ある『時効警察』や『LIFE』の趣き。 円谷じゃないとこがウルトラマンのパロディ(しかもウルトラマンの出ない『ゼアス』)をやったみたいな。 いや、ひょっとすると一番近いジャンルは、空飛んだり霊界に行ったりするタイプの「サメ映画」かもしれない。 やりたいことはわかりますが…… 三木監督なので、パロディ込みなバラエティタッチのシチュエーションコメディ作品であることは承知で。 たぶん舞台とか、セット使ったコントなら面白いネタなんですよ。 でも、映画だと客に周囲を想像させず、みんな背景見せるから「シリアスなの?」と思わせちゃう。 そこに笑いを入れてくると、単に「外した」しらけの連続になっちゃう。 「こういう作品があってもいい」とは思うけど、積極的に面白いとはほめられず。 最近、似たような方向性で『ドント・ルック・アップ』という良質なものを観た後なので、正直つらかったです。
色んな人達の思惑が絡んで一筋縄にはいかない怪獣の死体後始末のお話 ...
色んな人達の思惑が絡んで一筋縄にはいかない怪獣の死体後始末のお話 いきなり怪獣が死ぬところから始まります 思ったほど酷くはなかったですが、大臣達の言動が、笑う所なんだろうけど、全然おもんない まぁ現実失言が多い人達なのでわざと?と思ってしまった ブルース役のオダギリジョーが唯一救いか でも特務のバイクは格好えぇ 次作があるのか、もう結構ですよ。
半ばおそれていた通り
シンなるものを想起させるような解釈で見ていましたが、あまりに色々とモヤモヤのチンプンカンプンで、全く集中してみることが出来ませんでした。だから最後の乞うご期待みたいなものも意味不明。笑った方がいいのかさえも自分には分かりません。ナンセンスなものを真剣につくったように感じましたが、にしてもねぇ・・・
銀杏には毒がある
大陸棚から現れ日本の首都を破壊し恐怖のどん底に陥れた怪獣が突如光に包まれ謎の死を迎えたことで、人々は安堵したけれど、残った死骸を巡って政治的に、物理的にどうしましょう?というお話。 怪獣退治に赤紙まで出される大騒動になったけど、今度は腐敗していく怪獣の死骸の安全性は?どこの省庁が仕切って片付けるの?どうやって片付けるの?予算は?と内閣府の内輪揉めで始まって行くストーリー。 現代の政治に対する揶揄みたいなものもあるにはあるけれど、何だか安っぽい話の脱線だったり下ネタだったりゴチャゴチャ感で、ただのコメディ?と思わせる序盤戦。 しかもあんまりノリが良くなくて、ただの悪ノリレベルで楽しくはない。。 政治的アピールとか、海外の反応とか、掌返しとかはまだ良かったし、それに対して斬新なアイデアを練ったり苦労したりとか、そういう方向に転がってくれたら良かったのに…。 更には、どうでも良い取って付けた様な恋愛要素も入れたりするし、コメディに振るにしても中途半端で笑える様なところありましたっけ? ラストも結局、怪獣の死に方と主人公の設定で思いつく展開をそのままみせるだけだし、何の為に主人公がそこまで引っ張ったのかも判らないグズグズな終わり方。 面白かった!とはどこを取ってもならなかった。 …あっ、ミヤコは嫌いじゃございません。
三木聡に何を求める?スケール無視の天災コメディの行方は
三木聡監督の時点で、特撮なんか期待しちゃいけないのよ。れっきとしたコメディ監督なんだからさ(笑)。こじらせていく笑いのスタイルは彼らしく、スケールはド派手に。マジメにフザケてる感じ、嫌いじゃないよ。 良くも悪くも違った形で広がっている感じはしてた。洋画ファンが「このテーマなら邦画でも面白そう!」と言ってて、一抹の不安。そう、ありそうでないテーマなのだ。よって観たくなる入り口。故に肩を落とす。レビューが荒れるのも無理はない。 と養護したものの、CGは狙ってるのか予算不足なのか分からない仕上がり。おそらくどっちもなんだろうけど、やっぱそこはしっかりして欲しかった。そこを楽しめるのかどうか、刻々と変わる状況で起こる人間の汚い部分を楽しめるかなのである。誇張された政治家、拗らせている2人の恋と、その他云々…。『時効警察』メンバーもいるから感じやすくなっているはずの三木聡節は少し客を選ぶ感じ。私は好きだから結構笑っちゃった。 主演は山田涼介さんと土屋太鳳さん。ジャニーズたる者…と言わせない、意外とコミカルを挟んでも崩れない演技がハマる。土屋太鳳さんはウル○○マン出てたし異議なし。あと、スポット出演ばかり多いよ!供給過多だわ!片山友希さんの使い方もなかなかニクい。うーん、やっぱり邦画好き向けの映画になってるのか。笑 エンドロール後まで見逃せない。というか、あれは良くない。真か偽か?あれさえ無ければ良かったんだけどな。まあ、私は嫌いじゃないとだけ。
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