「節子、それゴジラやない。アルマゲドンや。」大怪獣のあとしまつ 015🎬さんの映画レビュー(感想・評価)
節子、それゴジラやない。アルマゲドンや。
怪獣映画として観に行くと金返せコールが起きそうですが、クッッッッソ上司の下でどう考えてもウチの部署の案件じゃない仕事を振られたリーマン=主人公の山田氏として観ると、不思議とクソ映画という評価は起きないんですよね。あれ?なんか涙出てきた。
そんなわけで今年のワースト映画として名高い今作。個人的には結構楽しく拝見出来ました。
なお題材的には『大怪獣』にスポットを当てたのではなく、その『あとしまつ』を誰がやるかに焦点を当てた作品ですね。ただそれをぼやかさずに言うと、多分いろんなところから難癖つけられそう……という点から、あんな人類vs大怪獣の死骸みたいなCMになったんだと思います。
結局、これゴジラじゃなくてアルマゲドンなんですけどね。人々の平和はいつでも名も知らぬ末端の人間の犠牲の上に成り立つ。
やっべ、また涙出てきた。
ジャンル的にどの枠にはまるかと考えていましたが、まあ社会風刺的作品ですよね。決してアクションでもファンタジーでもない。
環◯省の立ち位置がアレだというのは……うん、なんとなくわかります……。この前までセクシーだったし……うん。
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