「渋い役者達が騒ぐ壮大なギャグ映画」大怪獣のあとしまつ まっちゃまるさんの映画レビュー(感想・評価)
渋い役者達が騒ぐ壮大なギャグ映画
何となく雰囲気は想像しつつ見にいったが、良い意味で予想を裏切られた感じ。内閣達の繰り広げるドタバタは笑いどころ満載。そこと平行してマジの怪獣処理で体を張る特殊部隊との対比が絶妙で、不思議なバランスの面白い作品だった。くせ者の役者達との対比でストレートに演じる山田涼介と土屋太鳳は最後まで特撮アクションを貫く、それがむしろパロディみたいな感じとでも言おうか。首相官邸のシーン中心で舞台化してもいけるのではないかと思ったぐらい芝居のクオリティは高くて面白かった。そして最後が、えーっ今更そういうことー!という感じが急にパロディっぽくなった所以。
賛否分かれるかもですが、私はかなりこのティスト楽しみました。
コメントする