「オメーら、カッケーかよ!」東京リベンジャーズ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
オメーら、カッケーかよ!
"東京リベンジャーズ(実写版)" シリーズ第1作。
"土曜プレミアム" で鑑賞(地上波初放送)。
原作マンガは未読、アニメ版も未見。
今をときめく若手俳優陣が集結して何やらアベンジャーズ感のあるリベンジャーズでした。(←何を言うとんねんwww)
クサいセリフや仲間との絆、信念を貫く男たち…アツい。熱苦しい。だが、これがいい。無条件に心が滾って来るのです。
タケミチ、マイキー、ドラケン…みんな揃ってカッケー奴らばかり。物語を牽引するキャラクターの魅力がすごい。
タケミチがタイムリープを通して情けないこれまでの人生から脱却し、強く逞しく成長していく姿には共感しか無い。
そんな彼がキヨマサにケンカを挑んだシーンは、まるでのび太がジャイアンに立ち向かった時のように感動的でした。
カメオ並みに殆ど本筋に絡んでない人物が何人かいた(ラスボス的な間宮祥太朗やイカれてそうな清水尋也)ので、ストーリーの途中なんだろうなと思っていたら、続編決定の正式告知が。2021年の実写邦画興収第1位だっただけに続編あるだろうなとは予想していましたが、これは大変喜ばしい!
ヤンキー物にタイムリープを絡めると云う斬新さはもちろんのこと、少年マンガならではの爽快さがコロナ禍で鬱屈しがちな多くの人の心に響いた故のヒットなのかもしれず、続編にはさらなるスケールアップと熱い物語を期待したい。
※修正(2024/04/19)
> イカれてそうな清水尋也
続編、楽しみですね。いやあ、ホント、清水さん(尋也)の "いかれてそうな"(名言っすね)演技、凄いわ。なんてったって、「道に立ってただけ」ですからね。それであのオーラ…