劇場公開日 2021年7月9日

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「ヤンキーものは嫌い…でも💛」東京リベンジャーズ bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ヤンキーものは嫌い…でも💛

2021年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

元々ヤンキーものは好きじゃないし、漫画の原作も、アニメも観たことはない。しかし、出演している若手豪華俳優陣が気になり、鑑賞。鑑賞後の率直な感想は、「面白かった。」であった。

これまで、タイムリープをして過去に遡り、現実を描き替えていく作品は、数多くあったし、目新しいものではない。また、ヤンキーものも硬派な『ハイ&ロー』がヒットしたが、流石にタイムリープとヤンキーを組み合わせた展開は、斬新と言える。劇画が原作ということで、あまり細かな設定や展開は、目をつぶるとして、それなりに楽しめる作品に仕上がっていた。

ストーリー自体は、タイムリープものに、よくありがちな複雑さはない。電車のホームに突き落とされた瞬間、10年前のヤンキー時代にタイムリープをした主人公・武道。現実の時代で、ヤンキー時代に、唯一人付き合った女性・日向の死を知った武道が、彼女の死を回避するために、何度も過去に遡って、悪戦苦闘しながらも、その運命を変えていくお話。それほどのサブライズも無いし、ある程度ストーリー展開もラストシーンも見えてくる内容。

しかし、全く自信も無く、虫けらみたいな生活をしていた武道が、日向の死を知って、日向の運命を変える為に、タイムリープを重ね度に、体を張って、自分より明らかに強い相手にも立ち向かい、逞しく成長していく姿が共感を呼ぶ。

殴られて、蹴られて、顔をボコボコになるまで殴打されても、愛するものを守るため立ち上がる勇士は、『ロッキー』のスタローンを思い出した。あれだけ、拳で殴られて、靴で蹴られ、バットで叩かれても、平気な顔して起き上がれるのは、スーパーマンか孫悟空だけだろうとも思う(笑)

出演者は、若き俳優陣が勢ぞろい。武道役の北村匠海は、粋がっただけのヤンキーから、逞しく成長していく一人の男を演じでいる。また、最近は、大河ドラマで主役を張る吉沢亮が、喧嘩がめっぽう強い、族の総長というのも、そのギャップが面白い。その他にも、山田裕貴、杉野遥亮、間宮祥太朗、そして、紅一点の今田美桜は、マドンナ的な愛らしさが際立ち、これからの映画界を引っ張っていくであろう、若手俳優陣が、キャラの濃い役柄をそれぞれに演じており、見応えもある。

bunmei21
bunmei21さんのコメント
2021年7月11日

原作は知りませんが、出演者が魅力的で鑑賞しました。なかなか面白かったです。マイキー役の吉沢亮は、キングダムでもアクションは、みせていましたが、今回はかなりハードなアクションでしたね。

bunmei21
レモンブルーさんのコメント
2021年7月11日

bunmei21さん はじめまして。共感をありがとうございますm(__)m
原作未読の方々の高評価は とても嬉しいです!マイキーは実は ちょっとイメージが違う(アニメや原作と)😅ので、ファンである私は心配しておりました😓 でも、実写化という枠を飛び越えて見たら、とてもかっこいい!マイキーだったので、安心しました😊アクションもほぼ本人がやっているという事で、練習もかなり積んだそうなんです。元々、剣道2段の腕前で、運動神経も良いのですが、こんなに激しいアクションを観るのは初めてなので、改めて感動、感心してます。

レモンブルー