劇場公開日 2020年10月9日

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「苦しい映画でした。でもすごくいい。」望み moshi*moshi*さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5苦しい映画でした。でもすごくいい。

2020年10月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

すごく胸をつかれる、苦しい映画でした。

泣くだろうな、と予想して観に行きましたが、
予算以上というか、予想外というか、
ここまで苦しくて泣きながら震えてしてしまったのは久しぶりです。

息子は加害者か、被害者か、
どっちも苦しいですよね。

堤真一さん、石田ゆり子さん、清原果耶さん、そして石毛良枝さん、
皆さん説得力があってすばらしかったですが、
中でも息子役の岡田健史さんの、少ない出番の中での存在感が、
「信じたいし、信じられる子だ。けど、もしかしたら…?」
と、ここまで感情移入させるリアリティ感を出しているのではないかと思いました。

私はもう親目線でしか観られませんでしたが、
観賞後に見た岡田さんのインタビュー記事で
「ぜひ若い世代に子どもたちの目線になって観て欲しいです。…『家族』について考えるきっかけになったらいいなと思います。」
と答えられていて、なるほどなと思いました。

すごく良かった。
けど、ずっしり来ました。

moshi*moshi*