「自分は他者と比べて何かが決定的に欠けている」君は永遠にそいつらより若い TWDeraさんの映画レビュー(感想・評価)
自分は他者と比べて何かが決定的に欠けている
若者たちは就職や友人の死などの「人生のイベント」を目の当たりに、まだ何者でもない自分の存在について思い悩む。しかし友人との親交、そして痛みを共有しながら相手を思いやることで乗り越えていく。終盤の展開と「アンケート用紙の裏面」、そして最後の「佐世の一歩」とエモーションを畳みかける。
評価は分かれそうですが、私世代(50代)にも十分刺さる内容になっていると思います。
主演の佐久間由衣さんはまだ少々荒っぽいところがありますが、この役にはハマっているような気がします。『“隠れビッチ”』の際にも感じましたが、「美人にもかかわらずウザい感じ」も出せて意外と幅広く演じられそうな可能性は感じます。今後も注目。
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