劇場公開日 2021年9月17日

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「とっちらかったことしか言えない」君は永遠にそいつらより若い 菜野 灯さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5とっちらかったことしか言えない

2021年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

児童福祉士の就職が決まった女子大学4年生を取り巻く人間模様。
過去に虐待された過去をもつ女子大生イノギとの関係、自殺した親友の理由がわからずにいる同級生、女性とうまく関係を結べないバイトの後輩男性。
その取り巻きとの関係が同時に動いているので、確かに主人公が自虐的にいうセリフ「とっちらかったことしか言えない」ように、この映画もとっちらかったようにみえる。どこか主軸があって感情が盛り上がっていくことがなかった。
私自身、学生時代にとても孤独な生活を送っていたので、こうした陰のある人たちさえも友達がつくれているので、シアワセな大学生活のように思える。いまどきの学生の軽さと要領の良さ、それとシリアスな中身、そのバランスをとっていたかのようだったが、「とっちらかっていた」。
最後フェリーでイノギに訴える電話もいまひとつ、共感がわかなかった。
それでも、学生から就職するまでの人生の転機の不安定さはよく出ていたと思う。

菜野 灯