シネマ歌舞伎 三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たちのレビュー・感想・評価
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生の歌舞伎も見てみたいと思った
いつか生の歌舞伎を見てみたいと思うぐらい良かった。
絶望的な出来事による新たな希望、といった物語の進み方が綺麗。
終わり方がめちゃくちゃカッコいい。表現媒体ならではの見せ方。
大満足☆彡
三谷さんの作品なので見に行きました。
東劇 のびのびと拝見できて、
はじめは、喜劇?
そして人情劇?
そして悲劇?
色々ごちゃ混ぜ感ありましたが、
大変満足☆彡
劇よりもシネマの方が集約されてるし
役者さんも良く見れて。
良いなと。。。。
見栄を切るシーン
流石でした。
拍手👏👏
ぜひ再演を
歌舞伎座で生で初日に見てとても感動して二回見に行った思い出。
歌舞伎でありながら日本の場面は一切出てこず全てロシアの場面で、さらに現代劇の役者さんが出演されるという斬新な舞台であったが、とても歌舞伎らしいというなんとも不思議な舞台だった。
映画版では神昌丸の場面が全カットに等しくて残念だったが、この作品の根幹をモノの見事に残しつつの編集でとても素晴らしかった。
長いお話なのでなかなか難しいだろうが、100年先も再演していて欲しい、それだけの力を持った作品だと思う。
なんなら第三幕だけ見取り形式でも見てみたい。
普通の舞台として楽しんだ
映画館で歌舞伎の公演を上映するシネマ歌舞伎。今回初めての鑑賞となったが、それは三谷幸喜だから。ちなみに、みなもと太郎の原作マンガは未読。
そもそも歌舞伎をちゃんと観たことがなかったので、その様式みたいなものを全然知らないままの鑑賞。舞台ではもっと長かったんだろうなと思うが、うまく省略されていて観やすかった。
三谷幸喜らしく、市川親子の関係をいじるセリフがあったり、八嶋智人のキャラを活かした配役だったりでちゃんと楽しむことができた。歌舞伎の見得とかにらみとかの入れ方も普通の歌舞伎ではありえないやり方なんじゃないかなと思った(すでに歌舞伎は進化していてそんなのも普通なのかもしれないけど)。
現代劇の片岡愛之助は好きでなかったが、やはり歌舞伎だと輝いて見える。不思議だなと思った。
合わなかった
始まってすぐ、「これは自分には合わない」って感じ、最後まで面白さがわからず、眠くてたまらなかった。
この作品が合わないのか、歌舞伎が合わないのか、男だけの劇が合わないのか、とにかく自分にはダメだった。
評価をやめ、平均の3としておきます。
大海原
舞台も見に行ったが、シネマ歌舞伎になったので、思い出を反芻しに行った。
松也の登場シーンはほぼ全カット、ナレーションのみ。やはり舞台そのままとはいかなかったか。編集しないと長くなっちゃうからなー。でも、うまくまとめてあり、舞台を見てない人にもわかりやすい。
猿之助、愛之助、松也、今や半沢直樹で一気にお茶の間に浸透した3人が生き生きと演じている。それに八嶋さんがアクセントを加え、染五郎が爽やかな風を送る。
そり犬軍団はキュート、ロシアの宮殿セットは豪華、巻き髪のカツラとふりふりドレスが歌舞伎座の舞台に出現するのは超珍しい。そして、客席を覆う青い海。いい舞台だったぁ。
とても見て良かった!
歌舞伎としても、演劇としても、脚本や原作、そして演じる俳優一人一人の演技を持ってして、心打たれる一作。あの江戸時代に、知らぬ海外に流され、生き抜くことの困難さ、でも単なる戻れて良かったにおわらず、人の悲しみ、切なさ、辛さを上手く描いた。
また歌舞伎だからこその楽しみ、おかしみが満足できた。自分の排泄物を飲もうとする下りが笑いの大切さを見事に表現して泣いてしまったほど。
最後の二人を残して別れる場面も秀逸。本当に良い映画、歌舞伎だった。
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