「理想の光りで照らすことによって、自分の生き方が良く見えてきたりする・・・・」なぜ君は総理大臣になれないのか はるさんの映画レビュー(感想・評価)
理想の光りで照らすことによって、自分の生き方が良く見えてきたりする・・・・
彼は周りの人たちの賞賛や要望に応えているうちに理想の政治家から降りられなくなり、心の中では、そんなのではないんだよ・・・と言い続けながら、我慢して役目を果たしてきた。しかし、誰も気づいたりしないように思えてくる。そして、その限界において破局が待っている。
人間が過ちや邪悪な行為を犯す可能性と正面から向き合うことができず尚且つ温室育ちの花のように真の論争から保護しなくてはならない愛国心しか持たぬ政治家に戦い臨むその心意気が画面からはみ出し、僕の眠りこけてしまった頭脳を揺さぶってくれたのは確かだった。
彼か自問自答する政治家に必要なもの、"野心"が足りないのじゃないかという疑問があまりにも幼いきがした。
政治家にとって考えなくてはいけない大事なテーマは人間をどういう状態に置いたら一番幸せなのかということだ。それは、つまり人間はどこまでバカかと言うのを読み切らなくてはいけない。
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