劇場公開日 2020年6月13日

  • 予告編を見る

「小泉進次郎が思い浮かんだ」なぜ君は総理大臣になれないのか りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0小泉進次郎が思い浮かんだ

2020年8月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

衆議院議員選挙の香川1区で5回も当選してるのに小選挙区で勝ったのは1度きり。つまり、選挙の時には自分の地元に張り付かないと落選してしまう、また惜敗率による比例復活も無い。従って、他候補の応援になんか行く余裕もない。党内の発言力も高くない。
地盤、カンバン、カバンと言うが、両親から何も引き継がず32歳で衆議院議員選挙に出馬した事は凄いと思う。それも東大法学部出身で総務省のキャリアだったのに。
なかなかのイケメンだし、もし小泉進次郎みたいに世襲議員だったら選挙は楽勝だったんだろうな、って思った。同じ選挙区で自民党の平井議員は祖父、父と衆議院議員で、地盤、カンバン、カバンを相続してくのだから、勝つのは大変だ。
そんな立候補者を17年も追い続け映画にしたのはよほど小川淳也議員に魅力があったのだろう。
よく勉強してるようだし、本も出版してる、日本を良くしたいと言う思いが伝わってきた。
こんな議員が増えたらもっと良い政治になるのかな、って思った。
香川1区の有権者には是非この作品を観てもらい、次回の選挙の参考にしてもらいたい。
もちろん対立候補の平井議員の活動についても同様に評価いただき判断いただきたい。
河井案里の地元なのが恥ずかしい広島の有権者より。

りあの