「いつか本当のヒーローに」なぜ君は総理大臣になれないのか NobuNagaさんの映画レビュー(感想・評価)
いつか本当のヒーローに
真っ直ぐな志で国のために働くべく選挙に挑むも、政局という大河の濁流にのまれ常に苦悩する
衆議院議員・小川淳也さんと彼を支え続ける家族や支援者の汗と涙を追ったドキュメンタリー。
妻、二人の娘、両親、町の人々。
アゲンストな罵声に耐え、ひたすら頭を下げる様に涙が出た。
家族愛や関わる人たちとの絆を描きつつ
一人の政治家の視点から激動の政権闘争期と現在の乱世を炙り出す編集が素晴らしい。
時系列に沿ってディレクターの気持ちが親族のように寄り添っていくところも見どころ。
17年の長きにわたる取材の賜物である。
とりあえず、時が来るまで、
また大きな流れが来る日まで小川さんには国会議員でいてほしい。
良い風が吹いて、万が一でも彼が総理大臣になる日を夢見て生きてみたい。
国政への落胆も未来への喪失感も払拭してくれるような、オレたちの未来を託せる人物に出会えた。
いつか本当のヒーローに、
総理大臣になる日まで、
初志貫徹で突き進め!!
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monnaka60さんのコメント
2020年7月24日
東中野で観てきました。小さな映画館でしたが満員御礼でした。
女帝小池百合子を読みましたが、総理大臣になりたいだけの小池さんとは真逆の人物ですね。
素晴らしい政治家です。
香川1区のライバル平井氏は四国新聞社と西日本放送のオーナー一族で巨象ですが、この映画に後押しされて次の選挙では倒せると思います。応援しています。